献血50回を達成しました!
わー。ぱちぱちぱち。
私が初めて献血をしたのは高校1年生のときです。 学校に献血車がやってきて授業をさぼれるということと好奇心でわくわくして腕を差し出したものでした。
とっても田舎の街だったので、献血ルームなどというものはなく、1年に1度高校に献血車がやってくるのを心待ちにしていたものでした。
なので、大学に入学して、キャンパスから自転車で3分のところに血液センターがあり、いつでも献血しに行っていい、と知ったときは青天の霹靂。 「まじっすか!」と、献血道に火がついて、空きコマを利用してはせっせと献血に通ったものでした。
「ありがとう」という看護婦さんの一言にボランティア精神をくすぐられ、ただジュースにいやしさ丸出しで献血道に邁進しまくっていた私は、布教活動にも熱心で、ことあるごとに献血の楽しさを説いていたりしました。
ある時友だちが、献血をしたことがない、というので「えー!やってみたらいいのにー」と、いつもの調子ですすめました。
すると「うん。でも、昔事故に遭ったときに輸血を受けたことがあるかから・・・」 「え、輸血を受けたら献血しちゃいけないの?」 「絶対しちゃいけないっていうわけじゃないのかもしれないけど、でも、絶対安全って言い切れるわけじゃないからね」
ああ、献血をするということは自分の血を責任を持って人に使ってもらうことなんだなあ、と、初めて思いました。 “献血したいからする”というそれまでの私は無責任だったなあって。
そう思うと、軽はずみに献血なんてできないもので、ピアスの穴を開けた時とか、体調が悪い時期はしばらく献血はしないようにしてきました。 だから、価値ある50回なんだ♪
その友だちとはもう何年も会っていないけど、今は千葉県でお医者さんをしているという話しです。
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