2004年10月10日(日) |
孫がネギしょってやってきた |
3連休も練習試合と、仕事で半分を過ぎて、おじいちゃんとおばあちゃんに会いに行く。 「これから行くね」と電話をする。 「何かほしいものがあったら買っていくよ」と言うと「いいよいいよ。きよこが食べたいものを買ってきたらいいからね。あとでお金払うから」と言われる。
子どものころから私にとって一番温かい人がおばあちゃんだった。 やさしくて、しっかりしていて、こんな人に私もなりたいって初めて思った人だったことを思い出す。
飯田でショッピングセンターに寄って鍋の材料を買い込む。 そう言えば、“鴨がネギしょってやってきた”っていうけど、私ってば、“孫がネギしょって”だわ。 ふふふ。おもしろ〜い。
夕方6時を過ぎておじいちゃんたちの待つ家に到着。 いつもなら夕食を食べ終えている時間だから急いで鍋の支度を整える。
おじいちゃんが退院してから会うの初めてだったけど、予想していたよりも元気で、ほっとした。 人手がないからしょうがないとはいえ、稲刈りをしているなんて、考えもしなかったよー。 それに、車の運転まで。 ・・・大丈夫かなあ。心配だなあ。 「おかげさまで、今年も豊作だったよ。昔の人は言ったんだがね、年寄りがつくる最後の年は豊作になるって。 だから、もう、今年でおれも稲作りは最後だわ」
「その話知ってる!。去年も聞いたー。もう、それ聞くの5回目だよ。」 わははははーーー。
は、は、は、・・・・はあ。
これで田んぼ作るの最後なんて言わずに、来年も再来年もおじいちゃんには変わらずにいてほしい。 でも、見ないふりをしても確実におじいちゃんもおばあちゃんも年をとって、身体も弱くなってきている。 二人を楽隠居させてあげられないのかなとも思う。
孫に何ができるかなあ。
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