2004年10月11日(月) |
まだまだマイナス収支 |
おばあちゃんにつきあって買い物に出かける。
おじいちゃんが車を運転できるとは言えども、女のきまぐれで目的のない買い物におじいちゃんをひっぱりまわすのは気が引けるものらしい。
おばあちゃんの気の済むまでお付き合いできたらいいんだけど、私、テストの採点が終わってないこととか、翌日の授業のこととかが気になって、早めに切り上げてもらってしまった。
そして、じゃあまたね、という段になって、おばあちゃんが「これ、昨日のご馳走買ってきてもらったから」とお札を私にさし出した。
実際にかかった額よりも明らかに大きな額のお札。
「いらないよー。もらえないから。これ、もらっちゃったら、今度買ってこれなくなっちゃうから困るよ。」
だけど、おばあちゃんも収めてくれない。
「いいのいいの。これもらってもらわないと、今度買い物を頼めなくなるから。」 受け取る受け取らないのすったもんだ。 私がどうしても受け取らないというので、おばあちゃん、私の車のダッシュボードにお札をほおりこんだ。 まいった。降参です。 すいません。いただきます。
でも、こんなにお金をもらいたくないと思ったことはない。 忌むべき存在と言うほどに思えてくる。
見返りにお金をもらってしまっては、商売になってしまう。 私はただそうしたいと思うからしているだけなのに・・・。 今までにおじいちゃんおばあちゃんにしてもらったことが山ほどあって、その恩を返したいと思っているのに、恩を返すどころか、お世話になるばっかりだよ。情けないよ。
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