サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
先週の土曜日に書けなかった、かいの幼稚園の「発表会」のこと。運動会と並ぶ、子供の一大成長確認行事である。
かいはママが散々苦労して縫った衣装を着て「どらねこロックンロール」を踊るのだ。運動会で懲りたのでビデオカメラはママに任せ、僕はちゃんと生の眼で見ることにした。
入ってみると、かなり立派な講堂だ(←「ホール」とも言う)(夏に改築したので初めて入った)。あんな大舞台でかいはちゃんと踊れるのか? 怖気づいて舞台の袖から出てこないんじゃないか? そんな心配をしつつ順番を待つ。出し物はクラスがまとめて一緒に出るわけではなく、年級ごとにクラス横断で構成されている。ママは知った子供が出てくる出し物で、ビデオの試し撮りに余念がない。
そうこうしているうちにかいの順番が次に迫った。ビデオのモニタ画面にはバッテリーの残りあと5分と出ている。「次まで大丈夫だよね?」とママに聞かれ、「だめだ、途中で切れるぞ!」と慌ててバッグから替えのバッテリーを出す。そうこうしているうちに演題のアナウンス。場内が暗くて、バッテリーがはずれない。やばい!!! だからビデオはいやなんだ。肝心なところでバッテリーが切れるか、テープがなくなるか、ピントが合わなくなる。これもマーフィーの法則か? やっとのことで付け替えたのは、幕が上がったと同時だった。そしてオートフォーカスがピントを合わせるまでにさらに数秒を失ったのであった。何とかスタートし、ママは「かいー!」とか叫びながら手を振る。おいおい、画面が揺れてるぞ。
かいは立派に踊っていた。そう、そこで腕を回す。そこでジャンプだ。ちょっと表情はびびり気味、アクションも控えめだが、一応、サマになっていた。ちゃんとパパはこの眼で見たぞ。だけどかいは僕らには気付かなかったようで、後から「どうして見に来てくれなかったの?」と言われてしまった。「ちゃんと見たよ。上手だったじゃないか。」と誉めてあげたが、踊りながら探してたのか? なるほど、手を振るのはそれなりに必要があってなんだね、ママ。
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