くまま 読みの日記
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土曜の晩に、クリスマスツリーも出したことだし、と夕方5時ごろ、クリスマスソングのCDを探していた。
あれれ?? 以前片付けた時有って、どうせ冬に使うからと思って、特に片付けなかった気がするのに、無い。。。 無い無い、ここに無いと、もう何処か分からんよな〜
「空神〜、CD無いよ〜〜」 なんてやっていたところに、竜ヶ崎のジイジから電話。
「セッちゃん捕まえて。携帯を忘れて出ちゃった」 とのこと。 八王子に入院していたお爺ちゃまが、亡くなった。
セッちゃんを捕まえて、ボロボロ泣きながらジイに言われた通り伝える。 「泣かなくていいから」 そう言われてもねえ・・・
電話を切って、空神に説明する。 「八王子へ、お爺ちゃまのお見舞いにいったでしょ? メロンのプリン食べて、空神が握手してあげたから、嬉しそうだったねえ」
ふとすると泣いてしまい、空神に「ゴメンネ」と言わせてしまった。
玲子が居なかったので、メールして、夜、「今見た」と電話があった。
玲子は北海道。 妹「2ヶ月前に言っといてくれれば、早割(飛行機)が取れたんだけどね〜;」 私「私なんか、いくら思い返しても、何の虫の知らせらしきもなかったよ」 妹「鼻緒も切れなかったし?」 私「箸も折れなきゃ、茶碗も割れなかったよ」
が、後に分かったことだが、父にはあったらしい。
私はてっきり、知らせを聞いて、慌てた父は、携帯を忘れて出たのだと思った。 が、朝、学校へ普通に行って(父は未だ学生である)、午後の授業まで数時間空きがあり、いつもなら、行くととても疲れるので、そういう日には絶対に八王子までは行かないのだそうだ。
それが、土曜にちょっと言ってることがおかしくて、変だった、と会いに行った父の弟から聞いていて、明日は学校が休みだから絶対行こうと決めていたのに、今日、午後の授業に遅れても、と思って病院へ行ったら、ベッドが空で、「亡くなりました」と言われたそうだ。
急なことで、東京の家も、誰も間に合わなかったそうだった。 携帯を忘れた父は、いつも通りなら午後の授業に出て、夜12時ごろ帰宅して、それから始めて、留守電でお爺ちゃまのことを知った筈だった。 虫の知らせは、子までだったようだ。 父は、4人兄弟の長男である。
妹との電話も終わる頃・・・ 妹「司朗に電話した?」 私「あ、全然忘れてた;」 妹「そういう人もいたんですけど・・・」
ゴメン、ホントに忘れてたよ; 司朗、末っ子の弟です;
夜、急いで、お爺ちゃまのところへお見舞いに行った時と、明日、あさってに備えたお通夜、お葬式の本を作った。 ママや皆が泣いている絵を見て、空神も泣いていた。 愛いヤツ(笑)
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