くまま 読みの日記
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2002年11月13日(水) 前夜式

池袋のパンやで玲子と待ち合わせた。
そのつもりでガラス越しにパン屋の中を捜しながら改札を出るが、

「玲子ちゃんだ、玲子ちゃんだ!!」
と先に改札を通った空神が、大声で叫んでいる。

目の前に居た;

池袋の東武で「御花代」の袋を探して、本屋へ寄ったら、あまりマクッテイタ筈の時間が、あっという間に無くなった;

桜新町の駅前のファミマで、「子供の食べるもん、無いかもよ」と言うことで、仕入れに寄る。
するとちょうど玲子の携帯が鳴り、なんとジイ達も同じ電車だったらしく、ファミマで落ち合わせられ、オマケに色々たかれた。ラッキ〜♪

待合室で着替えたりして、2階で前夜式。
ガラス張りの畳の小さい室部屋が隣接されていて、子供はそこに居られるらしかった。
空神には、皆黒を着てくることや、今日のことについては手製本にして見せてきたので、あまり動揺は無かったようなものの、ピヨは、礼拝堂に入るなり、大泣き;
その待機室に連れて行くと、始まるまでに「玲子ちゃんは?」と空神が言うので、ちょっと様子見のつもりで連れて行ったら、結局空神も式の間中、部屋で遊んでいた。
しばしばピヨの鳴き声が・・・
空神に突き飛ばされていたらしい;
空神にしてみれば、ピヨが抱きついてくるのが嫌だったそうだ;
それに、空神は玲子が好きだから、多分ピヨが邪魔だったのね〜。
ショウガナイじゃん、ピヨは玲子の子供なんだからさ ーー;


前夜式を終えて、控えの部屋に戻る。
お寿司だった♪
良かったよ、このために来たようなモンなのよ、東京の家といえば、お寿司♪

空神は部屋に戻るなり、「1個無〜〜〜〜〜い!」と叫ぶ。
部屋の入り口近くにある床の間にあった湯沸しポットが、1つ消えていた。
私も入るなり気付いたが、玲子が「全然気が付かなかった」と言っていたので、我ら母子の観察眼は素晴らしい!(普通;?)

空神は、「まぐろ〜〜〜、まぐろがいいの〜〜〜」と叫びつづけ、とうとう殆どマグロ(もちろんネタだけ T◇T)食べていた。
またしても、大好物の寿司を目の前にして、シャリで腹の膨れる母であったT_T
・・・が、今回はサビ付き。
当然空神が食べるのは端のサビが付いていな部分だけなので、結構美味しい思いもしたのであった ー▽ー)ホッホッホ

帰りの駅までの道、車に乗せてくれると、わざわざ後ろの座席の荷物をどけてくれている人が居たが、空神が「乗らないの〜〜〜」とベソをかくので、「久々に会って、おじいちゃんと歩いて行きたいみたいなんで」とお詫びをして、断る。
何たる可愛い孫かと思われたか否かは不明だが、実は、見知らぬ車への乗車が極端に嫌いな彼であった;

帰り道は、それはそれで楽しかったよね。
空神も一生懸命歩いたり、走ったり。
駅前通の並木道を歩きながら、空神が見上げて、電灯に灯りの透ける街路樹を「桜、きれいだね〜〜」と、ジイに言う。
ジイ「空神、よく桜って分かったね」
私「え〜〜? ケヤキじゃないの?」
・・・桜でした;

公園で、赤く色づいた落ち葉を、桜だ、って言ってたので、それで分かったのか、偶然か???

帰りは、ジイたちと別れて、山手に乗り換えた途端、バタンQ!


明け方近く、変な咳をしていたので、起きる。
何か吐き戻しでもしそうなしゃくりあげ方だったので、刺身にでも当たったかと、ゾッとして、台所へ連れて行き、逆さにしたら泣き出した。
吐く気配は無かったので、抱いていると落ち着いて、「寝る?」と聞いたら、「寝る」と言うので、布団に戻したら、すーっと寝ついた。
いや〜〜〜〜、焦った;


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