くまま 読みの日記
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2002年12月03日(火) 保育園

散歩がてら、場所も確認しないままに、保育園を探しに出発。

途中、この辺りだろうと思ったところで、おばさんに聞いてみたが、「そう言えばそこを曲がったところに、子供を預かって何だかやってるところがあるみたいだけど、保育園なのかどうか」という話;
大丈夫だろうか;

言われたと思われる道を曲がったが、それらしい物は無い。
・・・が、子供の遊び声がしてきたので、それを頼りに見回すと、路地の隙間に、飛び回る子供の姿が見えた。

「はっけ〜ん、くーちゃん、見つけたよ〜〜」と走り出すと、空神も、「かーくんもはっけ〜〜〜ん」と飛び跳ねていた;

本当に狭い路地を入ったところに、とっても可愛い園庭があった。
小さいけれど、色々可愛らしく手が加えてある。
10人ほどの子供たちと、先生が2人。
「初めてで、ちょっとお話伺いたいんですけど」と言うと、ちょうど園長が居ますから、と言ってくれた矢先に、園長先生が出てきた。

大きな体に、チリチリパーマを可愛らしく(;)した、まるで絵本の中に出てくる、モグラのオバサンといった風の園長先生。
空神は、誘われるままに園庭へ入っていった。
私は玄関から入ったが、付いて来る様子もないので、そのまま中で話しを聞いた。

室内も、まるで小さな幼稚園。
数字を張ってあったり、金魚が居たり、とても可愛らしくしてある。

保育園、といえば、「保育」が大前提であって、「教育」は含まれていないという割り切りがあったものの、園長先生の指針で、子供の一番大切な時期だから、良い刺激を、ということで、週に3日は図書館や公園へ、1日は園庭で遊び(丁度今日がそうだった)、水曜日は造形学習ということで、室内で工作作業をしているそうだ。
壁には団栗をあしらったクリスマスリースが、人数分飾られていた。

日程表には、日に3回も絵本の時間も取られている。
朝の会では、今月の歌を歌ったり、英語の歌も取り入れているそうなのには、ちょっとビックリ。
この辺りでは、幼稚園でさえ、英語の無いところが殆どなのに。

お昼近くなって、皆が部屋へ上がってくると、中にキョトキョトと部屋を見回しながら入ってきたチビスケが1人(笑)。
それでも、泣いたりしてない様子に、ちょっと先への安心感を持った。

お昼の途中で席を立った子供に、園長先生が「○○くん、ノーよ、ノー!」と声を上げる。
そして私の方を向いて、「英語も取り入れているんですよ、私が勤めていたのが、英語が専門だったもので」と笑った。

空神もお昼を出してもらったが、ナゲットを一口かじって、フラフラしていた;
トーマスのお皿で出してもらって、喜んでいた。
いつの間にか、子供たちの丸テーブルに混じって何か話し掛けていたりしたので、とってもお友達大好きのこの時期、もしかしたら、良いかもな、と思わせてもらえた。

フラフラしていた小さな女の子、見覚えがあると思ったら、みっくんちのあやのちゃんだった。
あやちゃんは気付いていたのか、一番に私のところへ1回来てくれたのに、ゴメン、気付かなかったよ〜;

園長先生の家を全開放して、園長先生自体は、市内のライオンズマンションに居るらしく、半年ほど、うちのマンションの4階にもいたらしい。

とにかく、他は見ていないけど、園長先生の指針や、環境がまずまず気に入ったので、いざという時には、ここにお願いすることに決めた。
比べればきりがないし、家から近いし、来て見て、随分安心出来たから。

空神の第2のおうちだよ、空神には、どうだったかな?


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