くまま 読みの日記
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2004年01月06日(火) 人体の不思議展

昨夜思いたって、この休みの後じゃあ会社休めないし、私もあと2日しか休みがないしということで、最後の休日はゆっくりしたいので、最後のチャンスと人体の不思議展へ。

朝9時出発。
池袋まで先頭車両だったので、前を見るために大半を抱かされる・・・T_T
オイオイ、15キロ;

運転席が見にくい車両で、空神は「きっとリモコンで動いてるんじゃな〜い?」と言っていた(笑)

丸の内線で銀座まで。

銀座から歩いて東京国際フォーラムへ。
地図を見い見い歩き出し、途中で宅急便のおじさんに方向を教えてもらい、また有楽町駅の雑誌売店のおばちゃんにも聞いて、なんとか東京国際フォーラムへ。

・・・・;
と思うほど小さな会場にちょっと戸惑いつつ、中に入る。
すると、思ってた以上の展示数で、結構ビックリ。

入ってすぐ対岸に見えた全身標本に、
「空神あれが怖いの」
と言うので、抱き上げる。
ほとんどは高いショーケースなので、結局最後まで抱いて見るようだった。
でも順番に観て行くうちに、空神は肩から先を覗いて、
「もっともっといっぱい見る」
と、1つ観るごとに言っていた。
母的には、「もっといっぱい」より、「もっと先も見たい」のニュアンスに取ったけど、どうだったのかな?

「あれは? あれも観る」
と積極的で、「順番にね。全部見て行こうね」とこっちが制するくらいに。

母的には、顔が切れてたりするのは、結構きつかったなあ・・・
それと、うぶげやマツゲを見ると、ああ、生きていたんだと思えて、どんな気持ちでここにいるのかとか、家族のこととか、色々考えてしまった。

それから、赤ちゃん。
私は3ヶ月で自分から諦めなければならなかった子がいた。
3ヶ月でこんなにちゃんと人の形をしているのかととても切なく、また、帰りの電車で活き活きと窓の外を見る空神の後姿を見ながら、あんなに小さくて消えていった子も居れば、こうして生まれて、こんなに大きくなって愛されている子もいる、というのが、また切なかった。

ほとんど1ヶ月ごとの成長過程で標本になっていたけど、どの子も本当に可愛い子で・・・
10ヶ月の子のお母さんなんか、どんな気持ちでこれに同意したのか。

空神的にはやっぱり気に入ったのは消化器系で、流石自分の知ってるものだけあって、口から入って肛門までの流れを何度も何度も指でたどっていた。

最後に脳の重さを体感できるのがあって、脳の標本を手に取るために、位置が高かったので抱き上げ、「ハムスターみたいに下からそーっと持つんだって」と教えたものの、アクリル版の隙間に固まって、それ以上手を伸ばさない。
・・・;
「届かないよ〜」
・・・挟まっていた;
という訳で、急遽片手で母が支えて、空神の片手に乗せかけるが、とても支えられる重さでないので、二人で一緒に体感して、終わる。
「重かったね〜〜〜」

帰りは有楽町線で帰る予定だったのに、JRの有楽町駅のかげに度々新幹線が見えるので、山手線で帰ることに。
有楽町のホームで12時。
お腹すいて、売店によるが、お腹に溜まるようなのがなくて、梅干のおかしとクンタマとコーヒーだけ買って山手に乗る。

おにぎりとパンではパンじゃ嫌だからオニギリが食べたい、というので、池袋で東武の地下までもぐってオニギリをGETし、しつこく「お茶」という空神にお茶も買って、出発待ちの東上線で食べた。
空神はよく覚えていて、オニギリご馳走様して「さっき買ったの玉子食べる」と催促。
美味しかったね〜。

川越も過ぎてから2人で爆睡。
重たい坊っちゃんを抱いて、ヨーカドーで買い物して、帰る。
そのころには空神も起きて「眠い〜、眠い〜」と言いながら歩いていたものの、家に着くなり「ビデオ見る」。
「朝、ビデオ途中だったもんね」
と言うと、「違うよ、骨のビデオだよ」
と人体展で買ってきたビデオを見たがるので、二人で見始めるが、非常にタンタンとしてつまらないので、いつのまにか各々のことをしだして、いつのまにか終わった感じ;
画像も乱れてひどいし、ちょっとあんまりかな〜;
カタログも買ってきといて良かった〜♪

空神も元気復活でその後は寝ないまま、頑張りました。

節ちゃんからの電話に「有楽町に行ったの?」と言われたらしく、「イヤイヤ、あれは銀座、銀座だよ」と言っていた。丸の内線で行ったこともヨーカドーへ行ったこともちゃんと言っていたが、肝心の「人体展」に言った話が飛んでいた・・・;



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