暇だったので 宮崎県の都城市にある都城市立美術館まで絵を観にいってきました。 「浜口陽三展」(美術館のサイトはこちら) 版画の巨匠の方のようです。
いやチラシを見たらなんとなく好きな絵だったので。 一人で列車に乗ってのんびりと。 列車の旅は本を読めるのがいいなあと。 (ちなみに今回は秋月京介「月長石の魔犬」と平山夢明「怖い話4」を読み終えました)
絵は細密かつ大胆な構図のものがおおくなかなか美しかったです。 さくらんぼと毛糸玉とてんとう虫がモチーフとして多く使われてたなあ。 トウモロコシも一粒一粒が見えるように細かくて美味しそうだった…。 やはり白黒の版画よりカラーの版画が綺麗だなあと。 メゾチントという技法だそうです。 今も 黒い画面の中から浮かび上がるようなさくらんぼの赤が目に焼きついています。
それにしても 見にきてる人は非常に少なかったなあ…。 なかの係員さん(たぶん7〜8人はいたかと)の方が見て回っている人より多かったくらい。
その分ゆったり見れたのは確かですが。 なんかちょっと寂しいものが。
帰りに美術館の近くの喫茶店で 抹茶フロートとコーヒーを頼んでまったりと本を読んでいたら 予定の列車に乗り遅れてしまいました。 次の便まで1時間ほど間があったので 駅の近くをぶらぶらしてまた喫茶店に入ってまたコーヒーを飲んでみたり。 そうして 今度は遅れずに無事駅に辿り付きました。 行きと同じく人が少ないので 4人のりのスペースにゆったりと一人で乗って帰ってきました。
たまには列車の旅もいいなあと思いました。 でも今度は特急に乗りたいなあ(車内販売がないとちょっと寂しいので)
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