砂肝

2003年09月12日(金) ついうっかり

すいません。
毎日更新するといった直後にさぼってしまいました。

いや…。ビデオをね、先週の火曜に借りてきててさ。
見ないといけないなあと思いつつも。

週末は寝たおして、月曜はなんとなくネットをし。

火曜、職場の呑み会の後、ビデオを見ようと思いつつ、ついつい本を読みふけり(田中啓文「蓬莱洞の研究」と松尾スズキ「フクスケ」を読み終わりました)。

水曜、組合の文集つくりに行った後、一日延滞や…と思いつつ、ついつい本を読みふけり(田中啓文「ネコノメノヨウニ…」を読み終わりました)。

われながら一体なにをやってるんだろうと思いましたが。
やっと昨日、木曜にビデオを見ました。
2本続けて「バッファロー66」と「ヘルレイザー2」を。

バッファロー66は何度もみた予告編(他のビデオについてる)が面白そうだったので観てみたのですが。
刑務所を出たばかりの主人公が両親についた嘘(自分がエリートで結婚している)をつくろうために、拉致った女の子に無理に自分の妻役をやらせるというお話で。

不運つづきの主人公の自信のなさっぷりと口ぶりのクドさが印象的でした。

しかし何故女の子は途中で逃げないんだ、どうしてだ。という疑問が消えず。
思ったより淡々とした映画だったのが意外でした。というか屈折した恋愛映画ともいえるなあ。
あと主人公の父さんの歌が上手いなあとか、活劇シーンや回想シーンの処理が面白いなあとか、いろいろピンポイントでよかったです。
しかし、ラストはちょっと意外だったなあ…。

ヘルレイザー2はホラーです。
ずっと前に1を観てたのでかなり話を忘れていたのですが。
1の事件が解決した直後から始まっており、事件のショックで入院を余儀なくされたヒロインの回想シーンが序盤にあったので大分思い出せました。親切だなあ。

簡単に言うと。
箱型のパズルがあって、それを解くと望みが叶うが、一緒に魔道師がやってきて自分の欲望と対峙させられる。それも非常に痛そうな方法で。
ヘルレイザー1では、箱のせいで、主人公の父が死に、主人公の義母が死に、義母と通じていた主人公の叔父(父の弟。この男がパズルを解いたのがそもそもの元凶のうえ、半端な体で蘇ったため更に事態は複雑化)も死に、主人公自身ももほとんど死にそうな目にあった…。

そうして主人公は真実を話すも、収容された精神病院では誰も信じてくれず。
しかも、厳格にみえた医院長はだんだんと怪しい素顔を晒し始める。

ヒロインのほかにもう一人の主役級の少女がいます。
口も利かず黙々とパズルを解いている少女なのですが、この子が正面は普通だけど、意志的な横顔がとても美しいなあと思いました。
そしてなんとなく窪塚洋介に似てるなあと。

あと途中で出てくる魔道師たちの格好や迷宮がとてもビジュアル的に面白かったです。

しかしビデオ自体も面白かったけど、見終わった後の安堵感がなんともいえませんでした。

それならもっと早くみればいいのにね。ほんと。


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夏野 [MAIL] [HOMEPAGE]

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