■2002年09月30日(月)
― のーんびり! ―
昨晩はなぜか全然眠れなかった。1時にはベッドの中に入って3時過ぎても眠気は訪れなかったので、もうあきらめて読書でもして時間を過ごすことに…。 こーいう気分の時に読むのは、あんまり難しいモノじゃないほうがいい。「次はどうなるんだろう!」なんて話に引き込まれるタイプもダメ。睡魔が来ても、もう本から離れることができなくなっちゃう。こんな時は、深く考えなくてもサラっと読める短かめのエッセイ集なんかがイイ。 で、読んだのは椎名誠のエッセイ。週刊文春かなんかに連載しているヤツね。シーナさんのエッセイはけっこう昔から好きで、たくさん持っている。シーナさんは島だ!海だ!山だ!温泉だ!キャンプだ!と日本全国春夏秋冬飛び回っている。ウマイお酒とウマイ食のハナシもいっぱいで、ここんとこ仕事ばっかりしてる私はなんだかウラヤマシイぞ。 学生時代、新宿の街をトモダチとぶらぶらしていたら、通りかかった小さな画廊でシーナさんの写真展をやっていた。当時は彼の作品を読んだことがなくて、写真もやっているなんて知らなかった。同行の友人が彼のファンだったので、ふらっと入ってみると。 旅の途中に立ち寄ったらしい、素朴な田舎街の写真が多い。子供たちが顔中に笑みを浮かべてくしゃくしゃな表情をしている写真がとても印象に残った。 こういう写真を撮る人の、小説やエッセイも読んでみたいな…。それがシーナ・エッセイを読むようになったキッカケ。 あー、なんか自然の多い田舎へ旅してのーんびりしたくなっちゃったよ。ひとり旅でもしてみようかな…。
|