■2002年11月02日(土)
― MY GREAT SISTER! ―
3連休の初日の今日は、妊娠中の姉と5歳の甥とともに水天宮に安産祈願のお参りへ。当然だけど、妊婦生活を経験したことのない私は、安産祈願なんてするのも初めて。今日は「戌の日」って言うんだって。イヌは安産の神様らしい。で、その「戌の日」に安産のお祈りをして、祈祷をした腹帯をお腹に巻くと元気な赤ちゃんが産まれるんだって。…私は世の中にそんなシキタリ(?)があるなんてことも知らなかったよ。妊婦生活っていろいろあるのね〜。 祈祷の場所には、妊婦本人しか入れないから姉だけが入り、私は甥を連れて境内で待つことに。祈祷に行く姉に「おかあさ〜ん!ここで待ってるよ〜」と手を振る甥、姉もいっぱいの笑顔で甥に手を振る。…なんか微笑ましい光景だったよ。姉がまだ結婚前、私たち家族といた頃には見せたことのないような、やさしいまなざしの笑顔。そんな表情は、やっぱり姉が「母親」になってから見るようになったんだよね。 身内のことをホメるのもなんなんだけど、私、けっこう姉のこと尊敬してるんだ。本人の前ではそんなそぶりも見せないけどね(笑)。姉の家に行けば、部屋の中は散らかりっぱなしで、テレビの上にはうっすらとほこり(汗)。一緒に外出の約束をすれば、姉は、必ずといっていいほど遅刻する。そんなダラシナイところもいっぱいある姉だけど、彼女の人生はなかなかパワフルでポジティブ!そういうところがすごく尊敬できるんだ。 結婚&出産後、子育ての一番大変な時期にもかかわらず、外資系企業に転職。しかも、英語なんてできもしないのに。仕事で少しでもステップアップしたいキモチがそうさせたんだろうけど。仕事だけじゃなく、プライベートでも大忙し!姉と同じように「仕事&子育て&主婦業」の3役こなしてがんばっている女性たちと、インターネットを通じて仲良くなり、そんな「ママサークル」の仲間たちとしょっちゅう子連れ旅行を楽しんでいる。 姉のダンナは、ある名の知れた大企業に勤務しているんだけど、その企業、数年前に不祥事を起こしてマスコミにもすごくたたかれた。結果、大リストラなんかも断行した。義兄もその対象になるんじゃないかと心配して電話をかけてみたら、姉ったら「あ〜、平気平気、リストラされても。別にあの会社じゃなくっても、どこでも働ければいいよ。あたしも仕事してるし、なんとかなるって。」って全然気にしている様子もないの。 ここで、もし姉が、ダンナに「どうするのよ、アナタ。子供もまだ小さいのにリストラなんて。あたしはイヤよ。なんとしても会社は辞めないでね」なんてカリカリしてたらどーなっていたんだろ?家庭内にすごくつめた〜い風が吹いていたかも。 性格的におおらかで、仕事も遊びも主婦業も子育てもがんばって、しかも楽しくこなしている姉は、私の自慢のおねえちゃんだよ。
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