■2006年09月20日(水)
  ― タイフウ・ジャーニー(1) ―
 石垣島旅行から無事帰ってきました。
 想像通り、いや想像以上に台風13号の影響を受けた今回の私たちの旅。
 予定していた体験ダイビングやシュノーケリング、竹富島散策などはすべてダメだったのはもちろん、帰る予定だった日は台風直撃で飛行機欠航。暴風雨でホテルから一歩も外に出られなかった。ホテルの室内はたびたび停電し、激しい雨量に窓の端から雨水がもれてきた。夜中、窓ガラスに打ちつける雨風のあまりの音のひどさに、BFは全然眠れずに寝不足(でも、その間、私は一度も目覚めずに熟睡していたの!)。
 出発前から台風が来るのはわかっていたけれど、めげていてはもったいない!第一目的だった海遊びは無理でも、台風直撃前の少ない時間でなんとか石垣島の旅を満喫できないものか。
 お天気に関係なく楽しめるもの、…それは「食」!こうなったら石垣の美味しいモノを食べて食べて食べまくるわよ!八重山諸島名物「八重山そば」、ゴーヤなどの島野菜、紅イモを使ったスイーツ類、そしてなんといっても最高だったのは「石垣牛」!
 到着した日の夜に行った「金城」という店で食べた石垣牛カルビの美味しかったこと!柔らかい食感とギュっと詰まったカンジの味に、表情が思わず揺るんできちゃう。オリオンビールもお肉と合うし、「石垣牛、バンザイ!」って気分♪





↑やわやわジューシーな石垣牛と、素朴な味の八重山そば。辛党の私は島とうがらしをたっぷりと入れちゃう。

 そうそう!石垣牛焼肉を堪能する前にお腹を空かせるつもりで、ボウリング場へ行ってきたの。旅先でもボウリングをするなんて…、いつもの休日と変わらないわね(汗)。
 八重山諸島に一つしかないボウリング場。8レーンだけで、しかもレーンの整備はお世辞にもいいとは言えない。借りたボールはオイルがすっかり染み込んでギトギトだし。
 でも雰囲気はいい。ウルサイ若者や観光客はほとんどいなくて、地元の家族連れやボウリング愛好会らしきグループが、楽しそうにボールを投げていた。その隣のレーンで私たちもゲームスタート。
 最初はGばかりだったけど、そのうちにレーンコンディションを掴めてきて、ここ最近の大スランプがウソのようにスペア連発の私。BFもなかなかいい調子。
 そんな私たちを見て、隣レーンの愛好会のおじさんたちが声をかけてくれた。「ボウリングは、ずいぶんやっているのかい?」。
 ストライクを出すと拍手やハイタッチまでしてくれた。島のおじさんたちの人懐っこく素朴な笑顔に、私たちも思わず笑顔になる。
 ああ、あたたかい気持ちになるなぁ。
 島の人々との思いがけない交流は、いい思い出になったよ。

(2)へ続きます




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