中学時代などに初めて付き合いだして、そのまま結婚する、というような他の可能性を探らないのは、豪快だ。 病弱で感情の激しく女々しい私には、とっても不安で出来たもんじゃない。 大暑などのプールで何時間も泳ぎ出して、そのまま布団になだれ込む、というような肉体の疲労に任せるのは、豪快だ。 強迫性で毎日の激しいノルマに追われる私には、とっても不満でできたもんじゃない。 結局、不安、不満の虜なのが私なのだ。 この私を何とか肯定しよう、という人生の歩みだったように想われてならない。