土方聖架の日記

2003年05月22日(木) 本当は恐ろしい

数日前に「本当は恐ろしいハリー・ポッター」とゆー本の内容を知って思わずこの日記に書いたのだが『んー一応読んでみるかー』と無邪気に手にとられたらどうしようと思い直して書いた10分後に削除した経緯がある。・・・とりあえずこの本が本物のハリー・ポッターの隣に置いてあったら本屋に厳重注意しましょう。ある意味ワンピースの単行本の隣に原作調イラスト表紙のアンソロジーコミックを配置する以上の害毒行為です。いやだってホント見事な下種の勘ぐりなんだもの・・・。

は、さておき。

このテのタイトルの代表格、『本当は恐ろしいグリム童話』云々は、登場当時から謎だった。

本当に、と言わなくても普通に素朴に怖いだろう。という。

私なんかは「青ひげ」みたいな極端例よりえらく自然にとんでもねーことしてる「狼と七人の小ヤギ」のヤギの方がやたら怖い(笑)わざわざおどろおどろしい表紙で漫画にしなくてもあっさりと語られる方が「ええっ!?」という気がする。でもこうストレートだと、嫌なカンジはしない。割と純粋なボケであり、読み手は突っ込むのが礼儀と思う。

最も須晴らしい(?)と思われるボケ&ツッコミの一つは『シンデレラ』。
結構バージョンの存在するこの童話、ガラスの靴の合わない姉たちが何としてでも足を入れようとして、一人がつま先を、もう一人がかかとを切り落とすという荒業をかけるバージョンがあります。ある意味悲壮なんだがそれを見た王子は一言。

『血がついています。』

いや突っ込むところはそこじゃない王子。(チョップ)




童話は大体実話伝承が主なので、掘り下げると学術的にも実は面白い。(シンデレラは戯曲かなあ>元ネタ)『本当に面白い』●●童話、とかいうカンジで突っ込み織り交ぜつつそのへん追求する本なんかがあればいいのになあとかちょっと思ったり。(あるかな?)


全然関係ないけどマガジンにカードキャプターさくらが載っててビックリした。第一印象は「なかよしでやった方がよい」でしたが、きちんとマガジン的血沸き肉踊る少年漫画になれるでしょうか。無理な方に・・・いや、まあその、青年系から少年系に移ってきてくれただけでもヨシとしよう。元CLAMPファンとして。(今でも嫌いではないが熱はないだけ・・・)




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