感想兼日記
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こどもの日。ヒカルの碁ファンとしては感慨深い日になったなあ。
きのう初めてTVアニメ「アイシールド21」と「ナルト」見た。 アイシルはちょっと残念。画像も声質ももうひとつ。‘これはこれ’と割り切って見るには、続けて放映の「ナルト」の出来が良すぎる。これじゃ諦めきれないよー。 個人的なキモはヒル魔っちの声だ。彼の声はハンサムじゃないと。ある意味色男なんだから。見続けていれば慣れるのだろうけれど、ヒル魔くんの声を聞いたとたん耐え切れずにチャンネルを変えてしまったので、恐縮だがこのアニメはなかなか見られないと思う。 対して、「ナルト」はすごくいいじゃん! なんだなんだこの差は。わたしが期待せずに見たという点を差し引いても、いい作品だよね? ナルトとサスケのけんかのシーンの、動きのなめらかさやスピード、カメラワークの軽快さにも目が釘づけになった。 そうそう、ジャンプ本誌で読んでいた時にも、岸本氏はいい塩梅に白土三平版「カムイ(外)伝」や「サスケ」を消化してるなあと感じていた。今回サスケがナルトに止めを刺したつもりの技は、カムイ外伝の‘イヅナ落とし’じゃん、なつかし〜〜。岸本氏はリアルタイムで白土作品を読んでいるお年ではないと思うが、復刻版とかあるしね。
声優さんには全く疎いのだが、先日たまたま見た「千年女優」の反政府活動家の画家青年役の声がえらいハンサム! と感動した。最後のクレジット見たら山寺宏一氏だった。さもありなん。 わたしは音に対するセンスがないらしい。画像があると、その印象が先に入ってしまう。「千年女優」のその青年は、最後まで顔が判然としなかったから、声をしっかり認識出来たのだろう。 「千年女優」画像すごくよかったなあ。地味だとは思うけれど、このテイスト大好き。 最後のエピソード、ってかエピローグにがくっと脱力させられたのが玉に瑕かな。押井監督版「攻殻機動隊」のエピローグで「えええ?! 〆がこれ?」とつっこみたくなったのと似てる。 色彩や効果、動きなどの画面は「攻殻」もこの「千年女優」もとてもとても好き。この質感で、今市子氏の「百鬼夜行抄」アニメ化してくれないだろうか。20:04
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