4254.0516の日記

2002年12月23日(月) 自己開示。


 いつものように友人宅に宿泊し、翌日の勉強会に備える。
 昨日は道も順調で、かなりすいすい来たのだが到着目前でものすごい間違いをして
 しまい、しまいには有料道路に乗っていて、でもわけわからず到着。

 友人と3人で、なんやかんやと4時頃まで話していた。
 何気にこれが楽しい、でも欠かすことの出来ない時間となっているような気がする。

 昨日に見た夢が強烈だった。
 私は朝起きて夢を覚えている経験なんて1年に数度しかないのだけれど、はっきり
 感触と共に覚えていた。
 それは隣で安らかに眠っている友人。
 その彼女と恋愛関係になり、彼女が肉体関係を求めようとしてきたところ私が拒否した
 ため、彼女に殺されるという夢だった…。
 何だかすごいどろどろ。
 フッと目が覚め、意識が覚醒すると、隣でその彼女は苦しそうにうめいていた。

 そして、家の主である友人が朝ご飯を作る「トントン」という音で目覚める。

 昼近くになると他の友人も集まってきて、勉強会を開始する。

 テキストも無事届き、レジュメも作成し、本格的な勉強会の開始となった今日。
 みんな今バラバラなところで頑張っているせいか、それぞれがそれぞれの知識を補い
 合ってものすごく頭を使う会となった。
 それぞれの視点で疑問を持ち、それに答える人がいる。
 自分1人で本を読んだくらいでは到底考えもしない広がりを見せた。
 本代以上の収穫のある会だった。

 その後は、家の主のBirthdayをする。
 ケーキを買ってみんなで食べ、プレゼントを贈る。
 女5人の華やかな集いとなった。

 彼女達とはいつも様々なことを話している。
 最近のTopicは『恋愛』であったり、『研究』であったり。
 自身の考えというのを思う存分解き放つ。
 大学時代からの友人なのだけれど、その頃はここまでさらけ出すことはなかった。
 私も余すところなく『私』という人間を表現している。

 中でもとても穏やかで前向きな友人がいる。
 私のように影の部分を直視した経験などないように、天使のようなキャラクターの彼女。
 彼女を見ていると、否が応にも影を作らざるを得なくなるような思いを抱く。
 その彼女が初めてした自己開示。
 人数も段々減って、少し距離感が縮まった中でのことだった。
 誰にも強制されることなく、でもとても緊張しながら話をした。
 そのグループの中で黙ってい続けることがもう辛くなってきたのだと思う。
 でも少しの抵抗を持ちながらの自己開示だったのだと思う。

 内容については否定する要素は何もなく、でも賛成すべきことでもなく、あくまで
 Privateなことだったのだと思う。
 でも、その話から彼女は彼女なりの苦悩があって、ここまで必死で生きてきたのだ
 ということを感じて切なくなった。
 やはり人の人生には現実に起こること以上のことがある。

 そして私たちの仲間関係がそこまで“育った”のだと確信した。
 これからもその関係をとぎらすつもりはないけれど、きっといつか何かをやり遂げ
 られる仲間となっていけると思う。

 最近こういう根底をゆすぶられるような事件が続くなぁ…。

 ♪BGM/J−WAVE


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