2008年04月02日(水) |
同じことを思ってた…。 |
天気はよく、川沿いの桜並木は、夢みたいな色で花びらを散らしていた…。
4年間(ほぼ5年)も慣れ親しんだ職場。
業務に使う書類や保管場所。 必要なケースファイルとか、仕事道具のおもちゃたち。 おまけに台ふきんや漂白剤の位置まですべて把握していた。 事務所でそういうことを一番知っているのがわたし、というほどだった。
同僚も長くお付き合いのある人たち。 飲み会も何度となく。 毎日他愛のない話で盛り上がった。 お互いの好みとか、基本的な考え方とかは、自然と身体に沁み込んでいる人たち。
そういうものの尊さとか、愛おしさがひしひしと押し寄せる。
戻りたいというのとは違うけど…。 戻れないから愛おしい、そういうことってある。
今は、トイレの場所すら聞かなければわからない。 習慣も常識も違う。 何かをしようとすると、必ず教えてもらわなくてはいけない。 当たり前。 だけど、たまらなく不便。
そう思って、4年前、前の仕事をはじめた頃の日記を読み返してみた。
同じことを思ってた…。
馴染めなくて、うまく話せなくて。 常識の違いやちょっとした齟齬にイライラ。 後ろ指をさされてるんじゃないかって不安。
なーんだ。 おんなじだ。 そう思えたら、何よりほっとした。 誰に聞いてもらうよりも、きっと、ずっと。 あの頃そんな風に思った人たちも、今こうやってわたしを支える存在感で 心の中にいる。
だから、慣れるまでの辛抱。
きっと一緒に仕事をするようになればわかり合える。 ここが私の大切な場所になる。 大切な場所が増える。
仕方ない。 わたしは出足、ものすごい構えるほうだからな。
RMKの化粧水を“Fruit”という種類に変えたところ、ものすごい乾燥でつっぱる。 今まで化粧品が合わないなんてこと、なかったのにな。 水分が足りないと、しわがくっきり目立つことになりそうだし。 でも、結構高かったからもったいないし。
どうしよう。 とりあえず、何かで急場をしのごうか…。
新生活の仲間たちも、今頃こんな夜を迎えているのかな…。 そう思うと、心強い。
最近ナカタヤスタカ作品にハマっている。 案の定。 何も考えなくていいので。 音楽に心を合わせることもなく、詩に想いを巡らすこともない。 ただ、ピコピコとした音色とリズムに身体を預ける。 職場に向かう時に聞くには最高だ。
このくらーい心持ちの中、ムラカミハルキ著『ノルウェイの森』再読。 暗いなー。 でも、その暗さとか、鬱々とした抑圧感が今の気分に合ってる。
とにかく無理をしない。 この緊張感と不全感には終わりが来る。 ただただ、それを待つだけだ。
♪BGM/COLTEMONIKHA AL.『COLTRMONIKHA/COLTEMONIKHA 2』
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