Crstal Tear
DiaryINDEXpastwill


2005年11月10日(木) 臨床心理的治療

今日は通院日だった。

今日は血液検査(健康のため)に採血をした。
うーむ何時からか採血ぐらいの注射なら痛いと思わない…のは変?

さて今日座る場所もないぐらいの患者さんなんですけど・・
まぁ私はさっさと臨床心理士さんと別部屋へ移動です。

まずは宿題?となっていたドラマを見て
自分が思った事や、感じた事を話しました。
例えば絶対に見ないドラマは、きっと感情移入が
凄くて自分自信がしんどくなってしまうので見ないとか、
じゃぁ見れるドラマは、自分がどこか客観的に見ることが
出来てるんじゃないか、それを現実の生活に活かせないか
などなど…ドラマからはこんな感じの話をもっと具体的にしました。

次ぎは中学の保健の先生とたまたま連絡を取る事が
出きるようになったが、自分には違和感があって
上手く接することが出来ないということから、
過去の人との繋がりの話しをしました。
その過程で、中学時代の私の日常生活を話したり
学校生活を話したり…初めて泣くかと思いました。
そして、恩師と生徒の関係はこの先も変わらないが
その存在の有り方は変化していくだろうと言う事を
私が悲しまないように、苛立たないように説明し続けてくれました。
でも私にはまだ頭の部分で↑を理解することが出来ても
心の部分でそれを納得する事が出来ません。

それは↑同級生でも同じ事が言えると言う事も話しました。
私は常日頃同情されたくないという気持ちと
私のこの苦しい10年間を知って欲しいというまったく
正反対の矛盾した気持ちを持ちつづけています。
もし同級生と接する事があった時にはどうすれば良いのか?
それとも会わない事が今の私には合っているのか?
例えば一番会いたくない奴から土下座をされ過去を謝罪されて
私の何が変化し、何が変化しないのか、などなど。

別に解決策を話すわけではありません。
話しの流れで、出てきた事で矛盾や、悲しみ、苦しみが
あったとするならば、その根拠となっているのもは何かを
話すので、一瞬にしてそれらが楽になる事にはなりません。
私は、歪んだ思考ではなく、本来人間が持つ正しい思考で
自分が前に進むための考えを自ら考えなきゃいけないのです。
それを手助けしてくれているのが臨床心理士さんで
だから結果的には自分で解決をする方向に向かうのだけど…
そんな何もかもがすんなり進むわけのもないのであって(悲)

その他に、人間に助けが必要なのかどうなのかという事や
自分が前へ進む、立ちあがるという事がどういう事なのか
何をして、何をもって進む、立ちあがる、大人と言えるのか

馬鹿にされるかもしれないけど、私には分からない。
何が大人で何が自立なのか…お金の問題だけではないはず。
例え私が今働けるようになっても、問題は解決しないと言う事。


結構キツかったのは今日最後に話したこと。
過去との結びつきは、いずれ切らなければいけない
過去との関係を自分は今守っている部分もあると言う事。
過去と今の自分を結びつけてるものは「理由」
もちろんそれだけではない事も十分に分かってくれているので
臨床心理士さんが、私にとって私の悪い部分を言っても
腹が立たない…そこが専門の人なんだなとも思う。
そのためにもこれかは、過去を1本1本切っていく準備が
必要だと言う事と、最終的には切るということ。

人間あぁぁ当たってるなって思う部分を突かれると
キツイもんで、私だってそりゃぁ過去と自分の関係を
十分に分かっているからこそで…

つくづく自分は、頭の思考と心の思考は結びついて
いない事に愕然としてしまう。
1人の人間の中に2つの思考が戦いながら消えずにいる。
だから自分が悪い部分も分かってるし、
自分がどうしても納得できない部分も分かってるし、
その2つは1つの大きな傷から生まれたけど
その傷は本当は、自分で大きくしてるのかもしれないと言う事。


あぁぁ書いてて頭がおかしくなった気分。
何だか訳がわからない内容になってしまった。
まぁ私の治療記録でいいか…


今日も宿題が出ました。
私が今「理由」にしている事の多くに過去が存在する。
その過去を理由にしなかったとき、次ぎに来る「理由」は何か?
そしてそれさえ使えなくなった時、その次ぎに来る「理由」は何か?
そして決して「理由」をつけるからといって悪い事ではないと
自分に言い聞かせる事、直ぐにそれが悪いと白黒はっきりさせない事
なんかが宿題?です。でも絶対にって訳ではない。
自分が出来る範囲でする事が一番重要な部分なのだ。

甘い?弱い?馬鹿?
↑の言葉は嫌でも耳にして嫌でも感じ、嫌でも言われ続ける。
私の全てを知っている人なんて居なくて、でも言われる…傷つく。
でも私は自分の道をこれからも歩いていかなければいけない。
その現実は悲しいかな変わらない…

ほんの些細なことにまで耳を傾けてくれて
そんな些細なことでも私が納得するまで話し続けてくれる
臨床心理士さんに感謝、そしてリスペクトする。


その後は診察…何とか最後にまわされずにすんだ。
でも少々は待ち、その間に忘れずメモして今日の復習。


arika |MAIL

My追加