第一声。
これが帰国して 相方に話した言葉。
会社の先輩と朝から買い物をして それから友達の芝居を見に行った。
成田着は10時55分の予定で そこから東京駅、そしてこっちに着くにはだいたい15時くらい もしくは16時くらいを見ておけばいいかなぁと思ってた。
だからちょうど 芝居の最中にケータイに電話がくるだろうと思ってた。
でも、 さすがに芝居の最中に電源を切らないわけにはいかなくて 芝居を見終わって電源入れてとりあえず、帰宅して マナーモードで気付かないのもいやだから 解除して着信音最大にして待ってた。
音楽を聴いて
弟君の就活について話して
カプチーノを飲んで
軽く甘いものを食べて
待てど暮らせどケータイはならない。
パソコンを立ち上げて ネットで成田空港のHPをチェック。
相方の乗ってた飛行機に遅れとか事故とかないかチェック。
11時過ぎには到着してて、 到着済みの表示。
今度は新幹線に遅れはないか HPをチェックしてみる。
新幹線も通常どおりの運行でなんのトラブルもない。
東京で遊んでから帰宅するのか。。
それとも、実家に直接帰るのか。。。
頭の中はいろんな可能性でいっぱいで とにかく、早く会って早く安心したかった。
6時少し前、ケータイが鳴る。
やっとだ。
何してたの?
聞こえてきた相方の声が とても懐かしく そしてとても暖かく
涙が溢れてきた。
淋しかった。
|