Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2005年09月16日(金) 結論回避は人生の歓喜

俊速で過ぎ去った1週間。
完全ご無沙汰の日記。申し訳ない。
気付いたら1週間過ぎていました。本当です。どうやってこの1週間を過ごしたのか、正直あまり記憶に残っていないほどです。
想像以上に忙しいの?私?(自分に聞いてどうする)

曲探しをし、振りを考え、構成やら演出を考え、人員整理に個別討論、どうにか、ようやく髪を振り乱しつつ洗濯掃除をしたのが昨日。
我に戻った今日の午後は稽古場に向かう車の中。

昨日の夜、振りと構成を考えつつ、一駅の距離を真夜中散歩。
肌触れる風が、ふと冷たくなっていて、夏が終わったんだなぁと。
オーバーヒートしそうな頭を程よく冷ましてくれそうで、その心地よさにちょっとだけワクワクした。
長袖を着れる秋が好きだ。

***

嬉しい知らせ。
http://www.kronekodow.com/jihen/2nd_season.html

大好きなドラマ『大奥』と、心底敬愛するバンド『東京事変』のコラボなんて、そんな仕合わせがあって良いものなのだろうか。
しかも、新曲は『修羅場』。
タイトルからして心がざわめく。

どんなスタイルだろうが、どんなペースだろうか、スタンスだろうか、前進し続けること、其のものがファンにとっては嬉しいのだ。
アーティストからの贈り物。心して受け止めたい。

***

MDS発表会参加メンバーは、戦々恐々とした日々を過ごしている様子。
そうじゃなくて、愉しんで貰いたいのに。伝わらないな。
大人になって、真剣に趣味に打ち込む自分を楽しんでくれたらいいのに。
発表会は通過点でしかないのに、何故に其所をゴールにしたがるのだろう。
いいじゃないか、今回の失敗は次回の成功に繋がるのだから。
今を怖がっていて、どうして明日を迎えることができるのだ。
私の焦点はいつだって、発表会の其の先、3ヶ月後のことじゃなく半年、いや1年後、2年後などにあるというのに。

今回、もし力を出し切れなかったら、次の機会を狙えばいい。
今回、口惜しい思いをしたり、失敗したりしたら、次の機会を待てばいい。
そう思うから、ちょっとだけ、わざと、難問を与えたり、高い要求をしてみたりする。
戸惑うみんなをあざ笑うためではない。
意地悪したいからではない。
ほんの少しの口惜しさや、忍耐が、もうひとつ先へ進むための原動力になるということを知っているからだ。
「あと少し」という自分への期待が、必ず自分を成長させてくれる。
もし今回に満足したのならば、もう先はない。成長は終わる。

課題を探してもらうのが発表会とも言えるのかもしれない。
初めての経験ならば、尚更、最初は失敗しても、人生はそれで終わらず、ダンスライフもその分長く楽しめると思って貰えればいい。

何をそうも、先を急ぐのだろう。
もっともっと、ゆっくりと、ひとつづつ成長を楽しんでもいいじゃないか。
まだ、踊る楽しさを知ったばかりなのだからこそ、急がず、焦らず、自分の小さな成長を喜んで欲しい。
今回で全ての答えを求めないで欲しい。


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