Dance日記帳
モクジ|キノウ|ヨクジツ
週末を乗り越え、月曜早朝。 外は雨。 背後のベッドでは、愚犬がすやすや。 この穏やかな光景が凄く好きだ。
『真夜中の〜』DVDを見ながら激沈。 「伊勢参りへ行くぜ〜」のあたりで記憶喪失。 続きは月曜の夜にでも。
しかし、最近、宵っ張りの私が「だ、大丈夫?」とツッコミを入れたくなるほど、こんな遅い時間に起きていてメールを送ってくれるメンバーがいる。 明日、仕事、だよね?おいおい、いいのか?真夜中どころか朝方のこの時間。まさか、もう起きてこれから活動、、、ってわけでもないだろうし。 ひとりやふたりじゃないから、不安さえ覚える。
誰かが言ってた。 リハーサルの期間は、プレッシャーからか私に叱られたりする夢を見たりして、熟睡できなかったと。
毎度ながら、こうして舞台を創るとき、本来、ど真ん中に存在しているはずの自分が、実際には完全なる蚊帳の外であることを思い知る。 みんなのことを一番わからないままなのは、唯一私ひとり。 この孤独感や焦燥感がイヤで、いつも「もう舞台は創りたくない」と思うのだ。
「お返事はいりません」と優しい前置きをしながら、今の心境をメールで語ってくれる人のほうが、どこか心に触れていられるので安心を覚える。 他愛のないものこそ、私の心のビタミン剤になる。 週末に憔悴しきった心身を癒してくれる。また、これで来週も頑張れると思えるのだ。 私だって、変わらぬ、独りの、ちっぽけな人間なのだから。 みんなが不安に思う時、私は、みんなの不安を全部吸収しちゃって、その何倍も不安がふくれあがっていくのだ。
刹那な感じは、真夜中の雨のせいだろう。 いや、リハの後、砕け散った奥歯の詰め物のせいだと思う。 冷水がしみて、たまったものじゃない。明日歯医者に駆け込めることを祈ろう。
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