Dance日記帳 モクジ|キノウ|ヨクジツ
ツアコンをやっていてイタリア周遊を毎月のように担当していた時に出会った今のアジェンダ(システム手帖)。 販売しているというロフトで現物を見て購入してしまった。 ネットで追加注文(数量限定)もあるらしい。 http://www.1101.com/store/techo/index.html もしかして、来年はどの手帳にしようと決めかねている人は、是非この本を読んで、この手帳にハマって欲しい。 ちなみに、私は「使いこなしまくっている」イタリア移民アジェンダちゃんをこれからも毎日愛用するうえで、『ほぼ日手帳』はミニスクラップブック&メモ帳として活躍させるつもりだ。 どうやら私は「使いこなしたもの」が好きみたいだ。 靴もカバンも、使い続けることで味が出るものが好きでたまらない。 そして、既製品であっても、上手に使いこなすことができる人は素敵だなと思うのだ。 シンプルなブーツを何年も綺麗に手入れしてはいている人などがいると感激してしまう。 どんな小さなものであっても、愛着をもっているものというのは、他人から見ても特別なものに見える。 使い「こなす」ということは、愛情がなければできない技だと思うのだ。 「使いふるす」ことと「使いこなす」ことは別だ。 「使いふるす」は暴力的で愛を感じない。唯ただ消耗させているだけのような感じがする。それに比べ「使いこなす」は愛情だけではなく、工夫や努力も必要な感じに思える。 毎日使うものだし、最低でも1年は付き合うものだから、愛着もてるものが一番。 「こなす」については「踊りこなす」という部分でも同じようなことだと思うのだ。 リハのメンバーを見ていると、私の作った振りを、スタジオの隅で何度も反芻していたり、ポーズの微調整を鏡の前で真剣にやっていたりする。 此の子たちは、私の作った振りを精一杯愛情こめて踊り「こなそう」としてくれているんだと感じる。 「こなす」ということは、愛情をこめることで、本来のものの価値以上のものまで成長させてくれることなのだろうと思う。 私は「こなす」が好きなんだ。
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