Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2006年03月17日(金) 年功序列の快楽

本日より3日に渡り、どっぷりと浸かります。
日本舞踊の真髄に少しでも近付くことが出来るのでしょうか。

この3日は果たしてブログを更新する時間が捻出できるか疑問なので、今のうちに。

今日は練馬の稽古場にて下浚い。
久しぶりに軽装の単衣の着物で2回ほど作品を浚って、呆気無く終了。
そこから明日の準備。
ジャズとは違って、たった1曲の出演だというのに、準備するものが多過ぎる。着物、帯、それに必要な小物類がどっさりと。
しかも、何れも此れも嵩張るし、重い。
皆さんの成人式の時の晴れ着を思い出していただければ、少しは想像がつくのではないだろうか。
あの頃には想像もつかなかったが、今や、帯を結ぶのには他人の手を借りないとならないが、着付けそのものは全て自力だ。
其れだけでも己を誉めて遣りたい。

明日は朝から池袋で軽くリハをしたうえで、劇場へ全員で移動。
現地にて場当たりとリハ。そして仕込みがある。
食事を取る時間も、着替えも、何もかも割当制で、然も全て師匠の仰せのまま。当然、完全なる年功序列。
ある意味、潔く、快い。
時として、其れは余計な気を揉むこともなく、導かれる立場の心地よさを感じるくらいだ。(正座での足の痺れは別として)

明後日は本番。
たった数分にしかなぬ出番だというのに、早朝より髪を結い、顔を塗り、振り袖を着付ける。

此れだけ夜型生活に慣れている身体。
朝方生活を満喫できるのか疑問。否、不安。
振りの段取りよりも不安。
ならば、とっとと寝るとしよう。

土日にレッスンで皆様に逢えないのが心残りなだけ。


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