私が初めて蛍を見たのは、二年前、とある町のほたる祭りでのことでした。
高速に乗れば、車で1時間ちょっと。
駐車場に車を停め、真っ暗な田んぼ道を進んで行くと・・・いましたいました。
小さな川のほとり、木々に止まっていくつもの蛍たちが光ったり消えたり、それはまるでクリスマスのライティングのよう。
ふわりふわり、飛びながら光り、消え、そしてまた光り・・・。
その年は蛍の数が少なめと言われていましたが、初めて見る私には充分感動的な数でした。
そんな中、携帯で必死に写真を撮ろうとする人。
デジカメで、しかもフラッシュをたいてなんとか蛍の姿を映像に収めようとする人。
なんて浅はかなんだろう。
蛍は人工的な光に弱いので、決してフラッシュをたいたり、光を出すようなものは持たないように注意事項に書かれているのに。
どうしてそれが守れないのか。
第一、フラッシュたいたら蛍なんて写るはずもないのに。
ここの蛍だって自然に繁殖しているわけではなく、地元のグループが川の美化に励んだり、えさをまいたりして蛍の住みやすい環境づくりをしているというのに。
・・・中途半端でゴメンナサイ。
こえりが寝たので仕事に行ってきます。
|