また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)

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2003年05月16日(金) 日本のSARS報道に不満

インターネットで見るかぎりだけど、日本の台湾に関するSARS報道は、内容にどうも偏りがあるような気がして、すごく不満だ。だいたい台湾に住んでいても情報が交錯していて、決め手となるような対策を政府がとれていないような印象があって(報道機関があおっていると言えなくもないのかもしれないけど)、ま、正直言って不安だということ。

一番の不満は、和平医院の閉鎖で千人が隔離され、SARSが台湾で大問題となって3週間近くたって初めて、日本で大きく報道されたということ。日本での報道は北京に偏っていて、台湾の扱いとは、どうもかなりの温度差が感じられる。結局日本からSARSを心配しているとの便りをもらっても、なんか、時間のブランクがあって、俺個人的にはすごく変な感じだった。

台湾を早くWHOに加盟させて、日本政府も台湾に有効な援助を差し伸べれる環境を整えて欲しいものだ。


倉田三平 |MAILHomePage

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