また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)

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2003年06月04日(水) 学期末試験

台湾大学に移り、早3ヶ月。ようやく今学期の期末試験。昨日は口頭試験があった。

上達はしているのだろうが、なかなかねぇ。

将来的には、英語と中国語がある程度仕事で使いこなせるようにしたいと思っている。もうだいぶ忘れてしまったけど、プラス「片言のフランス語」も、自信をもって使えれば、いいスパイスになると思う。

こんなことを書くと、「気負いすることなんてあったの??」と言われそうだけど、実は昔から知らない人と話すのはすごく緊張していた。日本語で話すかぎりにおいては、おかげで見知らぬ人と言葉を交わすにも、気負いすることもなく話せるようになった。ま、これはこれで、たいした成果だ。

しかし、
西洋人のことは、実は「まだ恐い」(笑えない)

同時に「許していない」と言う感覚がある。

が、多分そのうち、彼らに対する要求というか、期待と言うか、そういうスタンダードを思いっきり、彼らの「ありのままのレベル」まで「下げて」、彼らのことを笑い飛ばせるようになるだろう。それぐらいにならないとこれだけ苦労して留学したことの、「元」が取れない。(笑)


以下、ま、こんなことは、あまり言いたくないのだけど、
乗り越えるためにはしょうがない、、、『言語化の作業』とでも呼ぼうか、、、。

『それこそが敗戦の民族的トラウマから脱し、
国際社会で今でも居丈高にふるまう国々のコンテキストにこびない、
巻き込まれることのない自分の立場(まずは日本人としての立場)
を確立する基礎となるのだろう。』

もちろんその時には「中国人」に対してもものすごく寛容になっていることだろう。しつこく日本を責める韓国人にも「普通に」接することが出来るようになるだろう。ただでさえ親切な台湾人には、こっちも普通に親切に言葉を返すだろう。

ま、反対にいえば、例えば親日の韓国人とか、日本好きの西洋人のオタクとか、あまり以前の「歴史的コンテキスト」に縛られない友好的な人々と交流するときに、こちらも必要以上に警戒せず、より自由に関係をきずいていけるということにもなる。「反日の台湾人に出会ってもびっくりしない」ってことにもなるかな(笑)。

ふー。
明日試験。何を書いとんじゃ俺は、、、。
ま、それなりに重要な事だからな、俺にとっては。
のんびりと自分も他人も受け入れていこうって感じだよね。


倉田三平 |MAILHomePage

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