また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)
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2003年10月16日(木) |
「ロンドン・メトロポリタン・ポリス」は「西成警察」 |
意味もなく欲求不満気味。
さてさて、先週にHPの解析サービスに申し込んだのだけど、 それによると、ここ3日間、毎日10人以上の人がアクセスして くれているらしく、日記の更新に思い至った。
昨日は警察署に自転車盗難の被害届を出しに。 これは保険を申請するために必要な作業。
まずは学校の近くにあるホルボーン警察署に。 オックスフォード・ストリートで買ったばかりのもの一式を盗まれて 泣きはらしている女の子二人。かわいそう。
待合室(とは言えないような空間だが、、、)さすがはイギリス。 案の定、待たされること1時間。
まだまだ時間がかかりそうということで、他の警察署にいいくことを勧められる。この警官はけっこうまともだった。
夜になって、うちの近くにあるホロウェイの警察署にいく。 入り口を入ると、そこから警察署の中に入れない。 「一度に一人だけでお願いします」 の張り紙。
「弟が『また』パクられた、、、」と言うイギリスのテレビドラマ 「イーストエンダーズ」に出てきそうなの男女のカップルが面会を求めて待っている。 俺的には、こいつらに順番を越されてはいけない(けっこう切実)という感じで、 冷たくあしらうことに。(笑
待たされること一時間弱。処理に30分。 自転車の種類、メーカー、サドル、ギア、泥よけ、いちいちどんな感じのものだったか 聞かれる。 多分、この国、盗られてなくても盗難申請する人が多いからこういう ややこしい手続きが必要なのだと、一人で納得。
ホルボーンの警察署もそうだったけど、 ロンドンの警察署は、あえてたとえるなら、どこもがすべて日本でいう
「大阪府警西成警察署」
な感じで、日本がすべて大阪市西成区「釜が崎」の「愛りん地区」 の様な感じだと思えば、スムーズに受け入れられる感じ。 「にしなりけいさつ」とひらがなの看板なんかがあったのを思い出しながら、 在りし日の西成暴動に思いをはせてみたり、、、。
「ロンドン警視庁」とか「ロンドン・メトロポリタン・ポリス」 とか言うとカッコ良く聞こえるけどねぇ。 釜が崎の人らが「にしけい」と省略して言うように おれたちも「ろん・ぽり」とか「めと・ぽり」とか言ってみようかしらん。
さて、それでも警察官達は、イギリス人の中にあっても シャキッとしている感じで、なかなか好感を持ったのでした。 かわいい警察官にも会ったし(!!!)
イギリスって国は変な国。 期待するとほとんど裏切られるが、あるがままをそのまま受け入れると そんなにいらいらしない国。 いらいらしても、すぐに忘れてしまおう!!
教訓「泥棒に遭うと、宿題をする時間がなくなります」
今週末は、日曜の朝に友達と泥棒市「ブリックレーン・マーケット」に 自転車を買いに行く。朝6時半起き、7時20分に現地集合。
近くの中華料理屋の広東系のおばちゃん達曰く 「そんなきれいな自転車に乗るからよ! もっとボロのに乗らなきゃだめよ!!」
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