また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)

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2004年01月18日(日) 植物くんたち

昨日の土曜日はうちの学校SOASのとなりのIOE(Institute Of Education)の図書館で勉強。うちの学校の図書館は土曜日は5時まで、日曜日は閉館というお粗末さで、高い学費を払っている外国人的にはまったく割に合わない。勉強する権利を保障されていないと強く感じる。となりのIOEは土曜日は8時まで、日曜日も5時まで開いている。しかし、以前SOASに通っていて、今はトルコに行って日本語教師をやっている友達曰く「SOAS貧乏だからなぁ」。彼によるとSOASはほんとに財政的に厳しいらしく、とくに図書館は新刊本が購入できないと司書がぼやいていたらしい。おりしも外国人の学費を多分これ以上値上げできなくなった政府が、イギリス人の学費まで大幅に値上げしようとしている。イラクへの派兵の出費がかさんでいるのかなんなのか知らないが、自国民の学費という聖域にまで踏み込むとは、、、。もし俺がイギリス人だったら、教育にかなりの問題があるこの国の状況をさらに悪くして行きそうなブレア首相を支持しないだろう。

さて、勉強を終えておなかがへったので、何かを食べに。昨日はどうしてもチキンバーガーとフライドポテトが食べたくなって、学校の近くの店に入る。ふつうはバーガーなど食べたくないのだけど、たまにこういう気分になることがある。だけど、やっぱり入ったところはおいしくなく、五分の一ほど残してしまう。最近はやっぱり自分で作る料理が一番うまいと思う。

その後玉子を買いにラッセル・スクウェアのセーフウェーに。今日はなかなかいい植物くんたちの鉢植えが並んでいて、玉子とツナ缶を買った以外はすべて植木という買い物になってしまった。ユッカとばらが二鉢、そしてコニファーにほかの二種類の植物が組み合わされた「コニファーセット」の合計四鉢。部屋に置くとほのかに水を含んだ土の香りがする。

人間はどんなに鬱状態でも、動物と植物の世話をした記憶だけはなくさないという話を聞いたことがある。とくに冬のイギリスでは動物を飼ったり、植物の世話をするのがいいかもしれない。


倉田三平 |MAILHomePage

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