また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)
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実はイギリスの家のキッチンには換気扇がないところが多い。料理をあまりしない、というか、あまりこだわりのないイギリス人にとってはどうでもいいのかもしれない。フランスに住んでいる時は、もっと換気扇がついていた気がするので、やはり料理に対する考え方を多少なりとも反映しているのだろう。
うちのキッチンはすごく広い。ロンドンで住んだ家の中では一番大きいし、友達の住んでる家に行った中でも一番大きい部類かもしれない。で、コンロの上に取っ手がついている。日本でも取っ手を手前に引くと換気扇が出てくるタイプのものがあるので、もしかして、、、と思ったら、ただのもの入れだった。でも、コンロの真上にもの入れを作るかね? おかげで揚げ物をする気がぜんぜんしない。夜揚げ物をしたら、窓を開けっ放しにしておいても、次の日のあさ油くさくて辟易とする。
というわけでこのもの入れ、取っ手もすぐにべとべとになるし、どうも構造的にイギリスのキッチンシステムとは相性が悪い。ただ、うちのコンロはガスコンロですごく満足している。というのは、イギリスでは電気コンロが結構普及しているのだが、これがすごく使いにくい。電気なので、コンロに鍋や、フライパンの底が密着しないと熱が通らないので、まず中華鍋を使った炒め物ができない。実際に温度調節がスムーズに行かないとか、俺は完全にアンチ電気コンロ派。どうしたわけか母が、最近日本の実家の台所を電気コンロに変えたようで、俺は猛反対したけど、あまり悪い話は聞いてないので、イギリスほどひどいものではないのかもしれない。
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