鴻上さんの新作、ブルーハーツの曲を使った音楽劇を見てきました。主演は山本耕史。 ・・・いや、別に山本耕史自体は好きでも嫌いでもないですよ。トシは大好きですけど。いやほんとに。鴻上さんが好きだから行ったのです。香取慎吾からお花が届いていたからって狂喜して写メったりしましたけど、ほんと、トシと山本耕史は別だと思ってますし。ええ。ついでに八嶋君と谷原氏から来たのも写メっときましたが(そうそう、藤原竜也くんからも)あくまでも、関係ないですから! そういや開演前、ロビーに立っていた鴻上氏に「トイレはどこですか?」と訊いた男性がいました。ツワモノだと思いました。ちゃんと教えてあげていた鴻上さんはえらいと思いました。 さて、ブルーハーツの曲を上手く話にはめ込んでいるし、いつもどおり笑えて切ない、良い作品でした。ただ、本日は北村有起哉を皮切りに将棋倒しのように噛みまくる一場もあり(笑)まだ5日目だからね〜。昔は意図的に時間と空間をバラして、全体をメッセージではなくイメージにするのが鴻上作品だったような気がしますが、最近は時間空間はまとめつつ、クエスチョンとして投げ出すというか、終わり方をつけつつも本当の意味では終わらない、未解決部分も残した作り方になっていると思います。アキコさんとヒロシのその後とか。ところで荒川さんの本名「秋田健太郎」は、「デジャ・ヴュ」の秋田ですよね。やっぱり、鴻上さんや大塚英志の年代にとって全共闘とか連合赤軍は避けて通れない出来事なんだな、という感じです。うーん・・・夢を見るなら、劇団かバンド程度にしておけというか(苦笑)それ以上人数が増えると危険ですわな。大人になるというのは現実の前に敗れ去っていく過程だと思いますが、敗れた方が良い場合もあり、難しいです。意地で夢を見続けていて幸せになれるものなのか、とか。 山本君は歌声がかなり素晴らしいです。気付かなかったな。「シラノ」のとき聴いてる筈なんだけどあまり印象に残っていないのはイッチーしか見ていなかったからだろうか(笑) 「RENT」再演して欲しいですね。もうウツは無理だろうが・・・。それにしても山本君は乙女です。何なんだろうな〜あの空気は。なんでそんなにヒロインちっくなのアンタ。ほっそいしね、色白いし、下ネタ台詞に全然性の匂いがしない。中性的っていうのとも少し違うけど・・・現実の性とは切り離されたところで皆から愛される人、という感じ。そういう人を業界用語で「受」と呼びます。インタビューでは結構男っぽいのに、不思議ですね。いや、別にファンではないですけど。ええ。 松岡充は正直、意外に上手かったです。歌もダントツに華があったし、芝居もちゃんとやってた。西川とRYUから彼宛にお花が届いていたんですが、この3人の中で一番芝居が上手いのは間違いないと思われます。いやー嬉しい予想外。舞台で見てもやっぱり綺麗な顔でしたしね。 SILVAもやはり歌唱力が抜群。ブルーハーツの歌が完全に彼女の歌になってました。嫌味のないアキコさんが良かったです。 北村有起哉は相変わらずのいい味(劇中で署長に物真似されてた/笑)で、特に今回はオイシイ役どころ。歌は確かに上手くない(笑)し、噛んだりもするんだけど、なーんか妙に気になる役者さんです。来年の大河に出るらしいのでちょっと楽しみです。 アンコールを求める拍手が多く3回目くらいに幕が開いたとき、山本君曰く「台本があるのは幕が閉じるまでなので、幕が閉じたら僕達は何もできないんです(笑) 沢山アンコールしてくれてありがとう」とのこと。オーラスで「リンダ リンダ」歌えるくらいのことはしておこうよ(笑) でもやっぱり、歌とか音楽は良いですね。心まで地べたを這いずり回らないために、音楽は生み出されたのだと思います。
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