カンラン
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2002年02月19日(火) |
日記ニツイテ思ウコト。 付録:オネガイ。 |
今更ながらですが・・・ 自分以外の誰かの日記を読める世の中なんですよね。 なんとも不思議です。 もちろん,「望みさえすれば誰のものでも。」というわけにはいきませんが・・・。
私の日記帳,ここにあります。 他の人の日記帳に立ち寄ってみたりもします。 なかには,偶然から始まったものの,その後が気になって継続的にお邪魔してしまうというものもあります。 なんだろう。
お邪魔してみて思ったこと。
絶対的に私に宛てられたことばじゃないのに,妙にあたたかさを感じてしまう時があるということ。
思わず,「うん,うん・・・。」とうなずきたくなる時があるということ。
決して楽天家じゃない私でも,「一緒に頑張ってみようよぉ。」なんてつぶやきそうになる時があるということ。
などなど。
不思議ですよね。
私自身の日記についてはよく分かりません。 思ったこと,考えたこと,浮かんだことを書き留めてみようという いたって普通の理由から始めてみたものです。
で,「誰かがいる」ということを意識しておけば, 三日坊主も多少は姿を隠してくれるかなぁ,と。
今までの経験としては,せっかく心を決めて始めても,なかなか続かないんです。
いやなこと書いたページを後で読み返してみようものなら, 「いっそ,なかったことに。」とページごと破りとってしまう始末。
ここなら私が万一,「いっそ,なかったことに。」を実行しても, もしかしたら,誰かが既に読んでしまった可能性もおおいにあるわけで。 例え,その人の心に残らない文章だったとしても, 私が確かにその時思ったこととしての存在は証明されるんだと思う。一瞬でも。 それもちょっとは意味のあることなのかも知れないなぁ,と思うのです。
ただ,正直なところ。 知ってる人には見られたくない,って思う。
知ってるからこそ。 偶然にたどり着いてしまうのはやむを得ないけれど, 知っている人に対しては,物事ひとつひとつ, きちんと自分の中で一旦整理をつけた上で語りたいと思うのです。
だから,そういう時,私は手紙を書きます。 昔から手紙っ子なんです,基本的に。 「好きな便箋がなかったら,自分で作るところから始めちゃうよ。」ぐらいの勢いです。
手紙には日記と違って, 一日単位の流れだとかリズムだとかっていうのに縛られることなく, ひとつの話題について,深く深く語れるという, またちょっと違ったいいところがあります。 取りあえずは相手の反応を待たずに,自分の思いを伝えられる。
相手側にしても,いつ読もうが,5行飛ばそうが,1ページまるまる飛ばして読もうが, これまたその人の自由なんですね。
手紙は,特定の「誰か」に向けてのわたしのことば。 日記は,自分の足跡の上にぽとぽと落としながら進む石ころみたいなもの。 今はそんな風に思ってます。 次にこの日記帳のどこかでまたこのことについて書く時には 違うこと言うかもしれませんが, そしたらまたその時,このページに戻って来るのが一層楽しみになりますね。
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さいごに。 ひっそり始まって,ひっそり続いているエスの日記帳に,偶然たどり着いてしまった方へ。 何か気になること,ひっかかること,あったら教えて下さい。 下のMAILボタン,ぽちっと押してみて下さいね。 多分なら,ちゃんと動くと思います。 (私はまだ試したことないんですが・・・。) どんな内容でもかまいませんので,どうぞお気軽に・・・。 エス
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