カンラン
覧
|
←過
|
未→
|
2003年11月06日(木)
あさのいろ
ほの暗い朝の道をパン屋でもらった自転車こいでぐんぐん進む
誰にも暖められていないうまれたての空気につっこんでいくように
光を乗せたままとぷとぷ漂う浅い眠りにつつまれた川面を滑るように
空気をぱんぱんに入れたふたつのタイヤは私の足の回転に素直に従い
朝だというのに
嬉しくて仕方がないとでも言うように私を乗せて弾む弾む
からだが温まってほわっと息をあげたころ
西洋風の花や緑をたくさん抱え込んだフェンスの前で一旦停止
幾重にもなったピンクの花びらがぽっかり浮かぶ青白い朝
BROOCH |
chut!
|
mail
|
マイエンピツに仲間入り