カンラン 覧|←過|未→ |
ほんとにほんとに。 職場の人にものすごい勢いで噛み付かれた。 ちなみにこれが初めてのことではない。 その人は、普段からまわりに気がぶんぶんまわる反面、 理屈っぽく、とりあえず「いや、そうじゃなくて。」で会話を始めるのが癖。 ひとりあそびの上手な私はよく、 「とりあえずビール。」の姉妹品かよ、とひそかにつっこんでたりもする。 でも正直、今日はそんな気にもなれず。 最悪の週明けだ。 物事に対して、納得いくまで食らいついていくことって大切なのかも知れない。 けど普通に仕事の話してるだけで、 勝手にヒートアップしてこっちに向けてけんか腰になられても困る。 別に討論してるわけでもないのに。 (しかも私は口下手なのに。) 今日ばかりはほんとしんどかった。 睨まれた状態、ものすごい剣幕。 ・・・なぜ? きっと納得できない自分がはがえくてしょうがないんじゃろうなぁと 私は何歩もひいたところからその人を冷静に見つめかえすことしかできなかった。 それがよかったのか、悪かったのかはわからないけど、 私にはその人をさらりとあしらう手腕もないし、 一緒に熱くなる瞬間発火装置もついてない。 それにしても本人、あとあとやりきれんじゃろうね。 私だったら情けなくてお風呂で涙出てくるかもしれん。 噛みつき癖は軽トラレンタルしてでも 自分の手で大型ごみ処理場へ持ち込んで処分すべし。
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