カンラン
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2004年02月12日(木) うしろすがた





諸手続きのため、隣町へ。公共交通機関ライダーな私には、副都心(←とは言わないな、東京じゃねぇし。・・・何つうか、県内何番目かの大きめな街のことを私は言いたい。副もしくは副副県心?)内の移動は少々きびしい。街自体のサイズに始まり、そこいらの建物の何から何までが無駄に大きくて、てくてく歩く自分の歩幅の小ささがとみに際立つ。何せ日ごろから便利で手軽な路面電車を使っている身、そんな思いも人一倍なのかも知れないわ。
ほの暗い職場を飛び出して、久々に陽のさしこむテーブルでランチ。じりじりと肌が焼けるんじゃないかと思うほど。駅前を行き交う人びとの中に干物売りのおばあちゃんの姿。嗚呼、ここは海のある街。デパートや商店が立ち並ぶ繁華な場所にもぼっぼー、っと船の警笛が鳴り響く。昔から海が近いというだけで、気持ちが落ち着く。

予想していた以上に早く用事が片付き、途中下車せずそのまま乗りっぱなしで自宅近くの駅まで揺られて帰った。ぽかぽか陽気が午睡を誘いに誘い、ずいぶん深く眠りこけていたよう。なんとなくこの心地を引きずったまま本屋に行きたい気分に駆られ、こ一時間売り場をうろついた結果、財布が空っぽに。お金にはえてる羽根が私には見えます。えぇ、くっきりと。







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