カンラン
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エンピツ日記のもくじをだららーっと見ていてびっくりした。 ほったらかしは3年にも及んでいたんだなぁ、と。それでも生きながらえていた私の日記。すごい。 このインターネットの世界には、そんなふうにして放置されてることばがたくさんたくさん漂っているのだろう。宇宙みたい。 消えてなくなることすら許されず、ただただあてどなく存在している状態を想像すると悲しいけれど、その途中で、誰かにそうっとすくいあげられる幸運な瞬間だってあるのかも知れない。
その3年間。 パソコンが使えない状況があったり、結婚したり、出産したり、実家の愛犬が死んでしまったり、友達に誘われてmixiしてたり、した。 (ちなみにmixiは、今も時々ログインするようにはしているものの、知り合いが読むのを前提に書くとすると、なんだか羽の伸ばせない日記みたいで不自由。) 3年あれば、中学校もしくは高校を卒業できちゃう。そう考えれば、すごく長い期間のようだけれど、実際、この年齢になると、ものすごく早い。あっという間だ。これからどこまで加速度を増すのだろう。 昔から「はやく老後に突入したい」などとおかしなこと(現在の状況だと、老後はかなり厳しそうでもあるし)を言っていたけど、もうそんなに遠くないのかも知れないなぁ。
開いた穴は大きいけど、なんとなく続きを書き始めた5月。 藤の花が虫たちを誘っている。
ずっと県外で暮らしてきた私。 mixiは離れた友達との距離を近づけてくれてるのも事実で、それにはとっても感謝している。
なかでも、高校・大学が一緒だったTちゃんには、あれほど一緒に長い時間をともにしていたのにもかかわらず、今更ながらにどんだけいい人なんだろうとこころをふうわり(いい距離感で)あたためられる。 ぴのきの夜泣きがひどいと言えば、「手に負えないようなら、どこそこのお札がいいらしいからもらってきてあげる」とコメントをくれたり。 ふさぎこんでる瞬間に読んだらびっくりして涙が出そうになるほど。
いい友達いるなぁ、私。
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