カンラン
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一時は嫌で嫌で仕方なく、引越しを考えていたわが家。 実際に休みの日に不動産屋に出かけたりもしていたのに、いつの間にやら「まぁ、(当分は)いいか」的な結論に落ち着いていた。
・広島の市街地までかなり近い。 ・現在の住宅費がおどろくほど安くおさまっている。 (=不動産屋に行って、現実の厳しさを痛感した。)
と、まぁ、上記のような理由で現在に至っているわけなのですが、季節が移り変わるにつれ、かの一時の熱い想いが再燃しかけている(のをうっすら感じている)状態。というのも・・・
・ものすごい山の上。 (スーパー行って帰るだけでシャワーを浴びたかのように汗だく。) ・そういえば、去年、クーラーの調子が悪かったのを思い出した。 ・古い、汚い、狭い。 (これは年中季節を問わない。) ・ムカデ。
そうそう。この最後のやつ。 今日、今シーズン初のムカデに遭遇した。 ぴのきを抱いて、買い物に出かけようと玄関のドアを開けたところ、地面でしゃかしゃかうごめくおぞましい生物を発見(多分、目が合った)。一瞬、腰がひけたが、のちのちのことを考えて撃退スプレー片手に戦った。なかなかしぶとく、階段を5段下りたところで昇天された。
ああ、なんてこと。去年の悪夢が再びよみがえる。
去年の夏。夜中に何か不快感をおぼえ、ふと目が覚めた。 なんなのかわからず、しばらくたってもう一度眠りにつこうとしたところ、お腹のあたりがちくちくした。 謎の痛痒さに思わずパジャマを脱ぎ捨てたところ、しゃーっとちいさなムカデらしきものが出現。 もう、そっから先はよく覚えていないけど、号泣。ちいさなムカデらしきものは、騒ぎに目を覚ましたつちのこ氏が退治してくれた。 すっかり取り乱した私の頭の中には、
「刺されたら死ぬことがある。」(たぶん、スズメバチと混同。) 「2度目がやばい。」(たぶん、同じくハチの関係と混同。)
などというフレーズがぐるぐるぐるぐる巡っていた。 つちのこ君にとっては、私の取り乱し様が一番恐怖だったと思う。
結局、私を刺したちいさなムカデらしきものは、ムカデではなく、ヤツデ?ヤスデ?そんな名前の生物だったのではないかということだった。(つちのこ氏および私、双方の職場の人談) とりあえず、もう勘弁だよ。
明日、侵入防止のため、がっつりスプレーまいとこ。 うっすら恐怖をリフレインさせながら、今夜は眠りにつきます。
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