カンラン
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目先のことでばたばたしているうちに6月が走っていってしまった。 昔から、6月と7月は初夏と本格的な夏との切り替わりのように感じていて、自分の中ではこの二月は寄り添ってはいても、いつも別世界だった。 とは言え、6月30日と7月1日で何かががらり変わるわけではないけど。
夏が、はじまる。こころしてかからねば。
ひやかしフィッシャーマンつちのこ氏の釣り上げた魚。 先延ばしにしてもアレなんで、早速食卓へ。 おばちゃんの助言通り、いまだかつて見たこと、食べたことのないような魚だった。
テグスのような細い細い骨が体じゅうにはえまくっており、えらに近い部分なんて、猫のひげを連想させるような状態。 結構大物なのに、骨に阻まれ、一度に米粒2、3粒分ぐらいの身をほじほじして、骨がないのを再度確認して口へ運ぶ、といった具合。まさに沈黙の食卓。
「これは人間やその他の敵に食われないようにするための、いわば嫌がらせだね」などとぶつくさ言いながら、「きえーい!しゃらくせい!!」と箸を投げるぎりぎりのところまで黙々と格闘する大人2名。
うむ、たしかにこれは好かれんじゃろう。 次回、もし釣れてもリリースの方向で。
中学時代からの友だちが、旦那さんの転勤に伴い、今月より山口へ。 3月に下の子が生まれたばっかりで、引越し前までに一度お祝いを持ってお邪魔する約束をしていたのだけれど、結局、かなわず。
子どもふたりを抱えての引越し、想像するにかなり厳しいなあ。 お祝いは、落ち着いた頃に住所教えてもらって送ることにさせてもらおう。
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