カンラン
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紅葉を愛でに宮島へ。
平日だし大した人出じゃなかろうと出かけたところ、予想外の大賑わい。広島の、繁華街(こちらもいまいち元気がない感じだけど)以外でこんなにたくさんの人を見たのは初めてかも。
お昼は宮島口のうえのであなご飯を食す。必要以上にタレタレしてなくて、さすがは老舗の味。ふうわりと香ばしい。
その後、島に渡ってから焼き牡蠣。レモンをじゅっと絞って、ぱくつく。 こういうときなぜかお上品なつちのこ氏を横目に私とぴのきはお汁をじゅるりと啜る。おお、美味。
頭上や足下にきれいな紅葉を見ながらロープウェイの駅に向かう途中、地元老人会の紅葉狩りに参加中のお義父さんとまさかの遭遇。 あまりの偶然に関係者一同、まさに「はっ!」という具合。こんなこともあるのだなあ。
その後お義父さんとは山上の獅子岩で別れるも、下山後に茶屋でおいしそうにおでんをつついているのを目撃した。 これはお義母さんには報告できない秘密の目撃談(お義父さんは食事制限ありのため)。
ところで、私が正しく発音できているか気になる言葉が「ロープウェイ」。 自分の発音を文字にすると、おそらくロープーウェイ。 プを明らかにのばしているのが気になって仕方ない。
いろんな人の「ロープウェイ」を聞きたい(できるだけ自然なシチュエーションで)。 が、そんな機会はなかなか訪れない。
冷たい空気に、燃える紅。
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