カンラン
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2009年07月01日(水) 水色の世界

この世には雨の日しかないんじゃなかろうかと錯覚してしまうほど、雨が続いている。しかも本気のやつ。

それでも庭の生き物たちには恵みの雨とみえて、ルッコラはものすごい長身になり、あさがおはしゅるしゅると蔓をのばし、みな青々としている。たぷたぷの庭で。
なかでも、めだか水槽に浮かべたホテイアオイが派手に花を咲かせているのには驚いた。なにぶん、いきなりだったので。
こちとら、ちょいと軒下にごみを捨てに出るのですら気が重い状態。



ぴのきが昼寝しているので、つちのこ氏が職場から持ち帰ったお菓子を食べながら日記を書いている。呉銘菓、蜜饅頭とな。もみじまんじゅうよりかわが薄く、黒蜜のような甘味がある。紅茶を淹れてぱくぱくと食べた。

さて、ひと月ほど前から、週に一度こどもの英語教室に通っている。とくに英語を習わせたいということではなく、何かしら出かけていく場所が欲しかったのだ。ぴのきはどうも独占欲が強く、自分以外の子ども(年上はオッケーらしい)を嫌がるタイプなので、少しずつでも交わらせてやろうと。
他に見学させてもらった習い事もあったのだけど、隔週一回よりかは毎週きちんと行くほうがいいと思い入会することにした。
なにより近いのがありがたい。今日のような雨降りでも、絶望することなく傘をさしてとぼとぼと通えるのだから。(車はできる限り乗りたくないし)
私がはんこで絵つけした傘を広げたら、ぴのきが「ままじょうずねえ」と褒めてくれた。照れる。

しかし、「交わらせてやる」と意気込んでみたものの、実は正午からのレッスンはぴのきひとりきり。なんとまあ。本人は先生、ママ、ぬいぐるみ他教材をすべてひとりじめできるのでしあわせそうではありましたが。
何度か見学者っぽい親子と一緒になり、ぴのきのご機嫌メーターは下がりまくり。意味もなく走り回ったり、何もかも自分のそばに持ってきたり、注意しようものなら即はぶてる。私ももう登校(ではないけど、なんていうんだろう。受講?)拒否状態になりかけました。
まあ、でも私の習いごとではないんだし、不慣れな小さいこどものことだし、ということで通う。

で、どうやら前回見学に来ていた人が入会を決めたようで、これからは個人レッスンじゃなくなったらしい。(よくわからない)
今日はレッスン前に言い聞かせた甲斐あって、比較的落ち着いて行動していたぴのき。
ぴのきが頑張ってるんだから、私も億劫になることなく続けていこう。
・・・集いが苦手なのは私ゆずりだろうな、きっと。



いつも誰かと一緒に行動している人を見ると、それは楽なのか?と疑問に思うことがある。特にこども連れで群れている状態には無理を感じてならない。親同士が話に夢中になっている間、こどもは放し飼い状態となり、そのうち退屈がり、いやいやし始め、親の方もそれで叱りつけたりなだめたり。
ママ友という言葉もあんまり好きじゃない。
惹かれる相手がいれば、そういうのじゃなく、純粋に友だちと呼べる(こっぱずかしいので言葉にはしない。こころの中で)間柄になりたいと思う。こどもが同じ年だから、とか、同じ男の子だから、とか、同じ幼稚園に入れる予定だから、ではなくて。

島に行ったときにお義母さんにいつも「ぴのきはおともだちできた?」と訊かれ、いつも答えに困る。困るが、それにも慣れた。(聞いたところによると、つちのこ氏親子はその昔、「文化住宅」というものに暮らしていて、そこの住民は交代で子守りをして、子どもらを毎日みんなで遊ばせていたらしい。)

公園でたまたま一緒になった親子とちょこちょこと言葉を交わすことはあっても、いつもの仲間というのはいないのが現状。
幼稚園にでも通うようになれば、気の合う相手が見つかるだろう。焦らずとも。図らずとも。

子は、自分とかけ離れた育て方はできないものだなあ、とつくづく思う。
たとえば、自分がいたって普通の人なのに、子がものすごいスポーツ選手とかっていう親子はいるんだろうか。いたらすごいな。
私は先日、フットサルコートでゴールに向かってボールを蹴るつちのこ氏とぴのきをネット越しに見ていて、ぽわんとなった。(しあわせだけど、それだけという感じ)


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