カンラン
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2009年09月09日(水) 財布の紐、吹っ飛ぶ

東京へ行ってきました。
厳密に言うと、東京・横浜・ディズニーランドの旅。
たいてい旅行最終日にもなると、名残惜しくて少々しゅんとしてしまうのですが、今回ばかりは「ぼちぼち帰るものいいかな」といった感じでありました。
気力、体力、そしてお金が続かない。

東京って、ほんとすごいところだよ。なんでランチにあんなにお金がかかるの!土地勘があればリーズナブルで美味しいお店にも行けるんでしょうが、何せ生粋のおのぼりさんの身。
カジュアルっぽい雰囲気に騙されふらふらと席についたところ、メニューの価格を見て愕然としましたですよ。もう後には退けないよね。たしかに味はよかったけど。

広島に戻って実家に電話したら、母が「そうよ。母さんも昔、OLさんが2500円のランチを食べてるのを見て驚いたことがあったよ。」と言っていた。さすがにそれが日常ではないのだろうけど・・・おそるべき街よ。



飛行機に、中華街、きらきら輝く夜景、東京タワー、ディズニーランドなどなどぴのきにとっては初めてづくしの旅となったわけですが、意外に「うわー!!」って様子はなかったかな。

往復の飛行機では大人顔負けの様子でイヤホンつけて音楽聴いたりしてたし(飛行機慣れしていないつちのこ氏は知らずに客室係の呼び出しボタンを押してしまったりして、あたふたしていた)、スプラッシュ・マウンテンにも乗せたんだけど、泣きもせず。

記念に購入した写真(急降下してる最中の)には、恐怖に満ち溢れた私の姿が写っている。
ちなみに、後ろの席に座っていたカップルの女子の方には驚いた。まず間違いなく何度も乗っているんだろうけども、両手を挙げて、目はきちっとカメラを見据え、微笑みすら浮かべている。その余裕たるや男子の方のいたって普通のリアクションがコミカルに思えるほど。この彼氏(なの?)とは、きっと初めて一緒に来たのだろうな。
そんな考察を交えながら見返す写真。とにもかくにも、私が一番こわいのだがな。ぴのきは意外にも目をちゃんと開けてます。



最終日には銀座にも。
恋焦がれていた鳩居堂に月光荘画材店。夢の中にいるような気持ちで店内をぐるぐるとまわり、便箋などこまごまとしたものを幾つか選んで購入した。
このときばかりは体の痛みも吹き飛んだね。
今回の旅、ディズニーランド以外ではずーっとぴのきをおんぶしてだっこして歩きまわったから、つちのこ氏も私も腕、肩、腰、足・・・もう体中が筋肉痛だった。

東京には何でもあるのだ、今更ながら。欲しいと思ったものが、ちょっと電車に乗っていけば手に入る。
それはものすごいしあわせでこの上なく羨ましいような気もするけど、危険だなあ。私のような人が住み着いたらすぐさま破産だよ。
ああ、おそろしや、おそろしや。



次にまた行けるのはいつになるやら。


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