カンラン
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2011年12月05日(月) 初冬のできごと

徳島に移り、ネットも繋がり、なんだかんだとありながらも日々いいペースで日記をつけられるようになったと思った矢先のできごと。

主人の父が倒れ、夜中に車を飛ばして広島へ帰ったりしていた。その後、容体は少しずつ落ち着いてきている。

たちまちのことが通り過ぎると、ぼちぼち皆が体調を崩し、先だっての週末は家で半分寝ているようないないようなな状態でうどんばかりを食べた。金曜日はひさしぶりの幼稚園で餅をついたりもしたな(私は丸める係だったが)。うっすら靄がかかったような日々であった。

目に見える世界は靄がかかっていて、うれしいこともそうなく、うれしくないことも幾分かぼんやりといているかわりに、自分の中では毒々しい気持ちがぐるぐると渦巻いていて、それがなによりもきつい。出ていくところがなく、今も濃度を増している。目の前のできごとに腹をたて、過ぎたことを掘り返してまた腹をたてる。どうにかならないものかと、黙々と編物をしてみたり、年賀状の準備をしてみたりもするが、毒が勝つ。

今はあらゆる感情が過敏になっているのだと自分をなだめる。
決して怒りだけではなくて、いろんな。
どうどう。


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