消防団長 隠居日記
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2002年06月17日(月) ゴットマザー現わる

電車のなかの出来事。

そんなに混んでいない車中。でも、開いた席はない。私と妻は並んで座っていた。そこへ60は過ぎたおばちゃん。向うから前方5メートルを直視するような感じで歩いてくる。その歩き方は、電車の揺れに身体を任せるかのように、前後に小刻みに揺れ、一歩一歩微妙なリズムを刻みながら前進していく。まるでそれはジェームスブラウンの登場のシーンを思い浮かばせた。ファンキー、そんな言葉がピンとくる。体格もゴスペルシンガーのようだし、そういえばカッコもソウルだ。髪の毛は真っ黒ですごいボリューム、メークもいわゆる厚化粧。淡谷のり子をイメージして欲しい。アイシャドーがくっきりと、しかし何故かたれ目な感じに入っている。これは彼女のこだわりなのか?
そしてちょっと時代を感じるツーピースに身を包み、両手に1つづづでかい石を取囲むようにメレダイヤの入った指輪をしている。うーんゴージャス。

後ノリのリズムに乗りながら前進中のおばちゃん、私の座っている前で意外なほど軽やかなターンをみせ、吊り皮につかまった。うわーきたー・・・その瞬間プーンと香る化粧。花粉症の私には刺激的な匂い。
・・・とここまでなら、ただのリアルソウルおばちゃんというだけなのだが、しばらくなんというわけもなく電車に揺られていたら、聞こえたんだ。「カーーーッ」
タンをきる音。おやじが道端でやるやつ。エッ?っと思って見上げると涼しい顔したおばちゃん。・・・カーーーーッの後ってペッだよね?ペッは?ペッされても困るけど・・・。

まあそんなことはあまり考えたくも無いのって知らんふりしてたんだけど、なにげにおばちゃん見上げたら右手のひとさし指が鼻の穴にズボって入ってるわけ!!ズボっとよ、ズボッっと。遠慮がちに鼻かいてます〜ついでに鼻くそ取っちゃいました・・・っていうのではなく、気持ちいいくらいズボッとそしてグリグリやってるの。そんで5秒くらいグリグリして、手を下に降ろすでしょ、気になるよね、そのひとさし指・・・。軽く親指とひとさし指を摩擦させていた・・・。

この時点で、私たちはもう我慢の限界を超えた。妻と全然関係無い話をしながら、笑い出してしまった。だってしょうがないよ、これは。でも1人じゃなくてよかった、絶対吹き出してただろうから。
そんで、私たちが笑ってる間も、またズボッ、グリグリ・・・を気持ち良さそにやってるわけ。なんか見ちゃいけないものを見てしまったっていうか、露出症のおやじが女子高生に前をはだけて見せるような、そんなプレイなのだろうかなどとかんぐったりして・・・。ただ確かなのは少しだけ露出症の被害に遭った女子高生の気持ちがわかったような。


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