2003年05月26日(月) |
トモ誕生日前日の思い出 |
10年前の今日 長男トモ出産のために入院した。 誕生日は明日。 妊娠初期に、子宮筋腫が発見され、そのときから普通分娩はむずかしいだろうと 言われていた。
おなかの子供の成長と、私の体調をみながら、陣痛がくるまえに 手術日が決められた。
H5.5.27
母子ともに健康ならば、この日が誕生日になる。
誕生日って「決める」ものじゃないよな〜って思っているから なんかショック。
子供が生まれるなんてぴんと来ないまま入院。
カルテ作りをしてくれた人が「担当の助産婦です」と挨拶してくれた。 笑顔がすてきな女性だった。 あ〜〜天使♪
お腹「も」剃毛するのだが、学生がやったので腹が傷だらけになった。 へたくそ! 安全かみそりで 傷つけるなって! 「オシモできません!!」 助産婦が変わる。 「こうやるのよ」 実験台な私・・・・。 だからね、恥かしいとかないんだけどね・・・。 臨月の妊婦をいつまであお向けにしているつもりなんだよ・・・。 お腹の重みで窒息しそう。
手術の前日の為、食事制限もあってそれが辛かった(笑) なんせ夜の9時から 飲み食いすな!ってわけ。 夕食も半分! 半分残せ!だよ???? だったら半分にして頂戴よ!!!! うどん半分・・・バナナ半分 なぜか今でも覚えている!!!!! 点滴が私の命綱・・・・・。 トイレばっかり行きたくなって、なんか面倒だぞ・・・。
それから、明日の練習といって脊椎麻酔注射の練習。 背中を目一杯丸める練習。 そうじゃないと脊椎に針が入らないという。
ぐーーーーっと丸まれれば、痛くないから・・って。 ・・・痛いんだ・・・(T.T)
でも・・・・臨月の妊婦それも100センチ以上も腹回りのある私に どう丸まれと??????
妙な練習も終わり、「緊張するだろうけど、ゆっくり寝てね」
大部屋を取ってしまった私・・・。 大後悔。
母児同室な、病院。
隣のベッドで夜泣き。 前のベッドは、切迫流産で何度も痛みがきてナースコール。
ついでに、私自身に、子供の心音を聞きにドップラーを抱えて助産婦が 夜中2回ほど巡回。
「起こしちゃった?寝てていいわよ」
どこに、夜中に布団はがされ、パジャマめくられて腹出して、機械を当てられ 心音が「コワコワコワ」と聞こえ・・・寝ていられる妊婦がいるよ?
ここにいた(爆) 3回目くらかな?お腹に布団をかけてもらっているところでうとうと目がさめた。 「おやすみなさい・・くくく・・・」と助産婦が帰る。
くくく・・ってなんだよ・・・。
緊張の夜は過ぎてゆく。
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