浦高まで車で送り届ける。 その車内。
トモ「どうやっても、降られるなあ・・」 私「そうだねえ・・・『無理・・しないで』って言いそうになったw」 トモ「あっはっは。無理するよ。無理しなくちゃ古河までたどり着けない」
・・・・私、泣きそうになった・・・。
浦高近く。生徒が雨天用のウエアで緊張しながらも、 高揚の表情が見受けられる。
遅刻を心配してか走っている生徒もいる。 これから7時間走るのに、今から走るんかいw
私「頑張って。古河からの連絡まってるから」 トモ「おう!古河から連絡する」
ガシっと握手をして出かけた。
・・・・私、泣きそうになった・・・。
すれ違う浦高生。 これから7時間、どんな思いで一歩一歩走るのだろう。
【走ることより、止まることのほうが辛い】らしい。
一時帰宅して、今度はキミを送る。 ちょっと離れた駅まで送ると、北辰の試験会場に近くなる。 車内で静かなキミ。おりゃらけていない。 私「どう?」 キミ「数学は過去問10年分やった。8割とれるようにした。英語もやったけど・・ちょっと・・・」 私「そうか。大丈夫だよ、もう大丈夫。デキるから」 キミ「うん!」 私「自分の手でつかみ取ってきなさい」 キミ「うん!」 私「同じ駅で降りる人で別会場にいく生徒もいるけれど、会場を間違っても別会場で受験できるから落ち着いてね」 キミ「あはは そうなんだ」 私「試験問題にだまされるな。問題の意図を読み取れ」
ガッシと握手をして 「行ってらっしゃい」 「行ってきます」
いつになく、厳しい表情のキミ。
・・・・私、泣きそうになった・・・。
旦那が古河マラの旗持ちに出かけた。 お酒を飲まなければいい父親だ。
宇都宮線に黄色い旗をもっている人がうじゃうじゃいるそうだ。
浦高から古河まで700人の保護者と、30人以上の医師、学校職員も総出で生徒の「何か」をサポート。
アキが起きたら、ちょっと様子を見に行こうかな。 アキは夕べは、ぐっすり寝ていたしね。 これから、車で・・どこまで行けば子供たちを見ることができるかな。
その姿を見るだけで、私も変われる気がする。 変わりたい。
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