『偏愛的猫生活』☆muux

◇登場人(猫)物◇=01年6月頃生の純日本猫♀、竹藪に捨てられていた。
ザジ=02年11月頃生 03年1月21日から同居。Mixアヘ〜猫♂9.2kg
ATU/ダンナ=絵描きになりたかった地質調査技師。ウドンは柔らか目。四国・松山出身
わたし=実は雑踏が大好き。道玄坂の奥がふる里 →<about me>

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麦とザジ 2003年01月22日(水)

風邪が抜けない。
声が出なくなっている。
おまけに眩暈も取れない。
サイアクな気分。カナシイ・・・


麦は今朝まで、ずっとわたしの足元で寝ていた。
ベッドの足元に、仔猫のザジが入っているケージを置いてあるので、
麦は、見張りと脅かしの為に、ずっとわたしの足元にいた。
疲れてそのまま寝てしまったみたいで、
仔猫がミャーミャーと鳴くと、目を覚ましてグルルル〜と脅かしていた。


朝、ザジがわたしの肩に乗っているのを見た麦は、
目を剥いて、張り裂けんばかりの表情をしていた。
麦は泣く表情をする時がある。
もちろん涙は出ない。でも、ほんとに泣いてるみたいに見える。

ザジは不安なのと自由になりたいのとで、鳴いてばかりいる。
一応名目ペット禁止だから、あまり鳴かれても困る。
ケージから出したら、麦がグルルル〜と脅かしていた。
近寄る勇気はないみたい。

こちらもいい加減疲れてきたので
仕方ないので、麦とザジの気持ちを和らげる為に
一旦別の部屋へケージを移すことにした。
そうしたら、ザジは落ち着いて静かに寝始めた。
寒いみたいなので、瓶にお湯を入れて
即席湯たんぽを作って2つ入れてやった。
抱きかかえて眠る。

本当にこの猫は表情が豊かだ。
カレンダーの写真でも見てるみたいに可愛い。
すぐゴロゴロいうし、屈託なくじゃれついてくる。
何しろ、じっとしていない。
お母さんといる時期が長いと、こんなにも豊かな感情があるんだ。
感心するくらいに、さまざまな反応をする。

思ったよりずっと、麦とは違うタイプなので、少し戸惑っている。
麦は、ほんとに表情のない仔だった。
昼間一人のことが多かったので、余計にそうだったのかも知れない。
甘え方も知らないから、タダ噛むだけのちっちゃな小鬼みたいだった。

でも、わたしは麦が大好き。
さっき、あんまり傷ついているから
手を繋ぎながら、ずっと話をしていた。

これから、ほんとにどうなるんだろう。。

2日目がなんとか、終わろうとしている。


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猫への虐待、許しませんよ!


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