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この前、ラジオを聞いていたら、 「ご主人は、家事をしますか?」というアンケートをやっていた。 パーソナリティの男性は 「自分は、ゴミ出しと猫トイレくらいです。」と言っていた。 我が家は最近、ゴミ出しだけだから ・・・ならいいほうじゃん−−と思った。 「人に依るだろうけど、学校の行事やお母さんの付き合いと比べたら、 どんなに大変でも、仕事している方がよっぽど楽」と、 国家公務員夫婦の妹が言っていた。どうなんだろ。。 祖母ちゃん、芸者だった。 内緒だけど、我が母の父と、その妹の父と、その弟の父は違う人だ。 だから、わたし達がお祖父ちゃんと呼んでいたのは、 その弟の父で、母とは血の繋がりはなかった。 その如何にも粋で、我が儘だった祖父ちゃんは、 銀座で一番の板前だったのだそうだ。 後に、痴呆症になって、ホームに入っていた祖母は、 「お祖父ちゃんのことが、本当に好きで、大好きで、 この人の為なら何でもしようと思ったのよ。 銀座で一番というのは、日本で一番と言うことなのよ」と、 もう、呆けてしまって混沌とした頭で語ってくれた。 「きのう松坂屋で誰某さんに会った」と楽しそうに言ったりもしていた。 母は、呆けてしまった祖母を大切に面倒みていた。 この意地悪で身勝手な母が、やっと自分の手中に 留まってくれていることに、とても安堵を覚えていたみたい。 どれだけ我が儘に翻弄された少女時代を過ごしていても 母は祖母を求めて止まなかった。 わたし達は、その傷だらけの母に、 これまた傷付けられて右往左往して育った。 父も板前だったので、表向きには板前の娘を(母) 板前が(父)もらった。と言うことになっているけど。。 小さな頃の周囲は、みんな女中さんとか板前さんとか、そういう人で、 井戸端会議のお母さんなんて居なかった。 わたしの普通暮らしアレルギーは、三代前に遡る。 自慢じゃないが、筋金入りです。 ザジの目が、赤ちゃんの曇った瞳から ハッキリした大人の目になってきた。 ブルーの透き通った綺麗な目だ。 やっぱりシャムが入っているみたい。 黒い尻尾、黒い口、 ツタンカーメンのような甘く、精悍な面立ち、 長い手足、大きな黒い掌。 ♪ホントに綺麗な奴。。 でも、縞が入ってる。。。日本猫?アメショー? 可笑しくなる程、水が嫌い。 大慌てでさっさか逃げ回る。 いかにも砂漠出身猫。 稲の国派の麦は、水、大好きで、、
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