『偏愛的猫生活』☆muux

◇登場人(猫)物◇=01年6月頃生の純日本猫♀、竹藪に捨てられていた。
ザジ=02年11月頃生 03年1月21日から同居。Mixアヘ〜猫♂9.2kg
ATU/ダンナ=絵描きになりたかった地質調査技師。ウドンは柔らか目。四国・松山出身
わたし=実は雑踏が大好き。道玄坂の奥がふる里 →<about me>

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ご主人は、家事をしますか? 2003年02月19日(水)

この前、ラジオを聞いていたら、
「ご主人は、家事をしますか?」というアンケートをやっていた。
パーソナリティの男性は
「自分は、ゴミ出しと猫トイレくらいです。」と言っていた。
我が家は最近、ゴミ出しだけだから
・・・ならいいほうじゃん−−と思った。
「人に依るだろうけど、学校の行事やお母さんの付き合いと比べたら、
 どんなに大変でも、仕事している方がよっぽど楽」と、
国家公務員夫婦の妹が言っていた。どうなんだろ。。


祖母ちゃん、芸者だった。
内緒だけど、我が母の父と、その妹の父と、その弟の父は違う人だ。
だから、わたし達がお祖父ちゃんと呼んでいたのは、
その弟の父で、母とは血の繋がりはなかった。

その如何にも粋で、我が儘だった祖父ちゃんは、
銀座で一番の板前だったのだそうだ。
後に、痴呆症になって、ホームに入っていた祖母は、
「お祖父ちゃんのことが、本当に好きで、大好きで、
 この人の為なら何でもしようと思ったのよ。
 銀座で一番というのは、日本で一番と言うことなのよ」と、
もう、呆けてしまって混沌とした頭で語ってくれた。
「きのう松坂屋で誰某さんに会った」と楽しそうに言ったりもしていた。

母は、呆けてしまった祖母を大切に面倒みていた。
この意地悪で身勝手な母が、やっと自分の手中に
留まってくれていることに、とても安堵を覚えていたみたい。
どれだけ我が儘に翻弄された少女時代を過ごしていても
母は祖母を求めて止まなかった。
わたし達は、その傷だらけの母に、
これまた傷付けられて右往左往して育った。

父も板前だったので、表向きには板前の娘を(母)
板前が(父)もらった。と言うことになっているけど。。

小さな頃の周囲は、みんな女中さんとか板前さんとか、そういう人で、
井戸端会議のお母さんなんて居なかった。
わたしの普通暮らしアレルギーは、三代前に遡る。
自慢じゃないが、筋金入りです。


ザジの目が、赤ちゃんの曇った瞳から
ハッキリした大人の目になってきた。
ブルーの透き通った綺麗な目だ。

やっぱりシャムが入っているみたい。
黒い尻尾、黒い口、
ツタンカーメンのような甘く、精悍な面立ち、
長い手足、大きな黒い掌。
♪ホントに綺麗な奴。。
でも、縞が入ってる。。。日本猫?アメショー?

可笑しくなる程、水が嫌い。
大慌てでさっさか逃げ回る。
いかにも砂漠出身猫。

稲の国派の麦は、水、大好きで、、


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