みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2004年02月14日(土) たましいの立ち位置のはなし

たまには朝に日記。
ジコショウカイのページには,朝に日記を書くと書いてあるしな。

風邪引いて寝込んでたりしました。
熱風邪でした。
熱のせいで猛烈な腰痛になって立てなくなってみたり。
遠足の補助の手が足りないのでその状態で出勤したり。
でも三晩寝てたらすっきり治った。
生理のせいもあるのかなあ,よくわからない。
寝すぎてなんだかリズムが狂っています。

今年もチョコをこさえました。
ガナッシュを詰めたカップチョコと,チョコシュークリーム。
両方とも,味的には失敗した気がしてならない…。
シューなんて,オーブンの天板が見当たらなくてフライパンで焼いたし。
しかも間に合わなかったし。
今日当日だし。
まあいいや送ろう。

多くの日本人の例に洩れず,僕も,記念日なしに贈り物をするのが苦手だ。
気恥ずかしいというのと,相手がびっくりしてしまうだろうなというのと。
なのでまあ精一杯,数少ない記念日を利用させてもらう。
バレンタインの記念日は本来,「恋人同士」が贈り物をしあうのだよ。
同士だってよだーりん?
こんど会ったらなでなでしておくれね。

ぼくたちはぽつねんとたつたましいだ。

荷造りをしていてふと見つけた。
大好きな詩人さんの,昔むかしの作品を思い返して読んでみた。
僕がその作品をいまだに大事にしていることを,きっと相手は知らない。
ストーカーみたいだろうか。
でもほんとうに大事なのだ。
触発されて,自分の宝物群を見返してみた。
思えば,いろんなひとのいろんなものを勝手に自分の「大事」にしている。

自分の作品が,自分の手を離れたところで勝手に大事にされるって。
どんな状況なんだろうなあ。
僕は彼や彼女が,そのときどんな境遇でそれを書いたのかよく知らない。
具体的な出来事にはそんなに興味がない。
でもただ読んで打ちのめされるだけの力をその作品群はもっていて。
僕の中に,響くための何らかの素材があったためもあるのだろうと思う。
(一定の要素をもつ作品に弱いというのはそういうところだろうな)
僕じゃなければ拾わなかった作品ももしかしたらあるのかな。
それでいいのだろうと思う。

詩やらなにやらに一般性が出れば,もっと入手しやすくなるのだろうけど。
もっと簡単に,宝物を増やすことができるようになるのだろうけれども。
でも,まあ,いいや。
詩誌も読まない,詩集も読まない,他人のサイトも見ない,投稿サイトも見ない自分には,あまりもともと関係がない話だ。
まあいいや。
自分の好きな作品なのに,おおっぴらに「これが好き!」て言ってもひかれちゃうー!いやー!
なんてのはまるっきりヲタっぽい意見だ(笑)
僕が僕という器でそれが好き,響くってだけでいいなあというのも。
十分にヲタというか引きこもりな意見だなあ。

結局,また,何を言いたいのかわからない。
口角炎ができてら。

僕の作品が,僕の手を離れた遠いとおいところでも,もし,ひとりで立つなら。
それはとても尊いことだ。
僕にとって,尊いことだ。
決してそれを目指すわけではないのだけれども。
ひとりで立つのなら。
とてもとても。

ぼくたちは,ぽつねんとたってまじらずに,ひびきあうたましいだ。

とまあそんな感じで,東京行ってきます。
妹に会えたらいいな。
予約は入れたのだけれどドキドキ。


 <なんだっけ?  まとめて  そんでどう?>


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