弟がいなくなってから一ヶ月がたちました 記念というわけではないのですが 彼が好んだ歌や 残ったわたしらの想いを乗せられるような歌を まとめてみようと思っています この時間までそのリストを作っていました 好きな曲を思い出せる自分が嬉しくもあり 思い出せない自分がかなしくもあります 多く知っていられてもなおも不安でたまらないのでしょう 生きている生き物なんだなあ と 思っています
平気そうな顔をしていると平気と思われるようです 面倒くさいので,そのまま平気ということにしています 「知っていてなおも踏み込んできたこと」 を憎むのはとてもしんどいことです 痛いところを知りながらなおも無邪気に踏む人間を僕は どうしてもどうしても憎んでしまうから 憎んだら最後,逃げ場のないくらいに攻め立ててしまう自分を知っています それならばいっそ, 「この人は知らないのだから,何を言っててもしょうがないよね」 と思っていた方がずっとずっと楽で平和な方法だと知っています 人の無知に傷ついているうちは,何も憎まずに済みます ただ苦笑いをするだけで終わることができます 僕が憎まなければ 傷つけることもありません ぶつかりあってこその友情とか そうした無邪気な台詞を信じられるほどの子供ではないです
僕はずるい人間ですか むしろ,単に優しいだけじゃないかと,思っていますよ あと自分が傷つくのがいや。 それってそんなに恥じることでもないんじゃないかしらん
友人を許す方法を探している 前提の出来事ではなく,逃げたことに怒っている 憎む条件など欲しくはないの
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