みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2004年06月06日(日) こんな時間に

弟がいなくなってから一ヶ月がたちました
記念というわけではないのですが
彼が好んだ歌や
残ったわたしらの想いを乗せられるような歌を
まとめてみようと思っています
この時間までそのリストを作っていました
好きな曲を思い出せる自分が嬉しくもあり
思い出せない自分がかなしくもあります
多く知っていられてもなおも不安でたまらないのでしょう
生きている生き物なんだなあ

思っています

平気そうな顔をしていると平気と思われるようです
面倒くさいので,そのまま平気ということにしています
「知っていてなおも踏み込んできたこと」
を憎むのはとてもしんどいことです
痛いところを知りながらなおも無邪気に踏む人間を僕は
どうしてもどうしても憎んでしまうから
憎んだら最後,逃げ場のないくらいに攻め立ててしまう自分を知っています
それならばいっそ,
「この人は知らないのだから,何を言っててもしょうがないよね」
と思っていた方がずっとずっと楽で平和な方法だと知っています
人の無知に傷ついているうちは,何も憎まずに済みます
ただ苦笑いをするだけで終わることができます
僕が憎まなければ
傷つけることもありません
ぶつかりあってこその友情とか
そうした無邪気な台詞を信じられるほどの子供ではないです

僕はずるい人間ですか
むしろ,単に優しいだけじゃないかと,思っていますよ
あと自分が傷つくのがいや。
それってそんなに恥じることでもないんじゃないかしらん



友人を許す方法を探している
前提の出来事ではなく,逃げたことに怒っている
憎む条件など欲しくはないの


 <なんだっけ?  まとめて  そんでどう?>


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