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2014年10月31日(金) |
ジャン=マルク・ルイサダ氏とイザベル・カンピオン女史を迎えたマスタークラスを通して私が伝えたいこと(5) |
『アトリエ』
イザベルさんのアドヴァイスを受けた翌年、もっとその考え方に触れたいと思い二つの講座に参加しました。 そのうちの一つが『音楽家のためのアトリエ』というエクササイズ。
日頃、あまりエクササイズなどをするほうではないので、そして実はその時、手首を骨折していたので、できないような内容だったらどうしよう…とドキドキしていたのですが、始まってみるとそれは、20代の頃に何年か通っていたヨガと殆ど同じ内容でした。 足の先から少しずつ、様々な動きによって身体をほぐしていく…そんな感じです。
安心はしたものの、どこが音楽家のためなのかしら…と思っていたら一番最後になって、エクササイズしていた所に椅子を持ってくるように…という指示。 そして、楽器ごとに起こりがちな非合理的な身体の使い方について解説していきました。
知っていたヨガの動きの先のそれほど遠くない所に、こんなに論理的でしかも身体的なものがあったとは! 私にとってこの経験は驚きと感動に満ちたものでした。
「ジャン=マルク(ルイサダ先生のこと)も、このエクササイズをやっているのよ」
というイザベルさんの言葉に、ますます彼女の考えへの興味が湧き、ルイサダ先生の奏法を彼女が解説したのを聴きたいと強く思いました。
(続く)
『lesson de ラ・パレット スペシャルマスタークラス ジャン=マルク・ルイサダ氏とイザベル・カンピオン女史を迎えて』 聴講募集中です http://home.att.ne.jp/moon/lesson_note/JMLmasterclass2014.htm
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